安保法制反対派は国連脱退や日米安保破棄を考えてるのか? 青山繁晴「インサイト・コラム」

2015.07.15 Wednesday 17:51
くっくり


櫻井浩二
「うーん、守られてないですね」

青山繁晴
「日本国憲法のもとで、たとえば、陸海空軍は持たないと書いてなくて、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しないと書いてあるから、全部裸でなきゃいけないってはっきり書いてあるんですよね」

櫻井浩二
「うーん」

青山繁晴
「で、その憲法のもとで無理に自衛隊をつくってるから、自衛隊法って法律に何が書いてあるかというと、これだけはしてもいいよってことだけ書いてあるわけです」

櫻井浩二
「うーん、はい」

青山繁晴
「たとえば大きな爆撃機が来たとして、RKB毎日(放送局)の上に来たとして、これは相当やばい状況だから、閣議開いて、えー、全員閣僚が賛成してくれたら初めて防衛出動が閣議決定できて、そうしたら築城(ついき)の基地から戦闘機が出てきて、この爆撃機を追っ払ってくれると。そういう、これだけはしてもいいよリスト、が、自衛隊法に並んでいて。たとえば新潟の海岸で、横田めぐみさんっていう一人の、13歳の少女が誘拐される時に、そこに自衛官が、制服を着てない休暇中にいたら、これは、それを助けていいって書いてありませんから、しちゃいけないんですよね」

櫻井浩二
「はい」

image[150715-07rachi.jpg]
[画像出典:マンガ「家族愛」〜拉致問題を絶対に忘れない〜【新潟JC】

青山繁晴
「しかも奪われたと分かってても、取り返しに行っていいってことは法律に書いてありませんから、これできないんですよね」

櫻井浩二
「ええ、ええ」

青山繁晴
「だから、拉致事件の交渉も進まないんですね」

櫻井浩二
「うーーん」

青山繁晴
「世界中の防衛力は、逆に、これだけはしちゃいけないってことが法律で定めてあるんですね」

櫻井浩二
「ああー」

青山繁晴
「捕虜になった人を、それ以上、あの、攻撃してはいけませんというふうに。どうして日本はこうなってるかというと、根っこの憲法があるからですね」

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