安保法制反対派は国連脱退や日米安保破棄を考えてるのか? 青山繁晴「インサイト・コラム」
2015.07.15 Wednesday 17:51
くっくり
青山繁晴
「他国防衛って言うなら、なぜ集団的自衛権って言うんですか?」
櫻井浩二
「そうですよね、ええ(笑)」
青山繁晴
「これ、むしろ、ああだこうだと、つかみ合いのケンカしてるような国会議員じゃなくて、国会に見学に来てる小学生が聞いたらですね、じゃあ集団的自衛権じゃなくて、集団的他国防衛権と」
櫻井浩二
「自衛じゃないですもんね(笑)」
青山繁晴
「そうでしょう?(笑)」
櫻井浩二
「はい、はい(笑)」
青山繁晴
「これどう考えてもおかしいわけですよね」
櫻井浩二
「はい、そうですね。うーん」
image[150715-03kokurenkensho.jpg]
青山繁晴
「で、この根っこを尋ねると、国連憲章ってものがあります。で、国連憲章に、この自衛権についてどう書いてあるかというと、自衛権というのは、個別的自衛権、つまり自分だけで守るっていう自衛権と、集団的自衛権、みんなで守るというのと、2つありますと」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、2つとも、自衛権と認めますってことが国連憲章に、明記されているんですね」
櫻井浩二
「はい、ありますね、ええ」
青山繁晴
「で、これは実は、そこまでは言われることはあっても、ほんとはこれ、国連に加盟してる国の、義務としても書いてあるんですよ?」
櫻井浩二
「ああ〜、あ、義務…」
青山繁晴
「なぜかというと、同じ国連憲章の中に、えー、過去、戦争になったことを反省した上で、何か紛争が起きたら、この、呼びかけるだけじゃなくて、現実として力で抑えて、平和を守らなきゃいけないと。だから国連に加盟した国は、空軍の待機部隊を持って、世界のどこで紛争があっても飛べる、飛んでいけるようにしなさいと。そう明記されてるんですね」
櫻井浩二
「はい、はい」
青山繁晴
「この空軍の待機部隊持ってる国っていうのは、実はごく少ないですけれども、しかし、この日本のように、まず、自衛権というのは、個別的と、集団的とで分かれてしまって、で、日本は、どっちかだけをやっても良くて、今までは個別的だけやってたから、今、認められないと言ってるっていうならば、これは国連の加盟国としての資格がないんですよ」
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