「交渉はどうなってる?」と拉致問題対策本部の幹部が民間人に質問する無残な現状 青山繁晴「インサイト・コラム」

2015.04.08 Wednesday 19:52
くっくり


青山繁晴
「で、北朝鮮が、いわば日本に対して余裕を持ってる大きな理由は、えー、北朝鮮と、いわばスポンサー、ボス役の中国との関係悪くなってますよね」

櫻井浩二
「はい」

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青山繁晴
「中国はその、金正恩第1書記を嫌がると同時に、北朝鮮が潰れちゃったらですね、困るのは中国ですから、難民は陸続きで押し寄せるわ、いわば、その朝鮮半島の南半分にいるアメリカが、喉元まで来ることになりますから」

櫻井浩二
「うーん」

青山繁晴
「だから実際は北朝鮮の、資源をたくさん買ったり、もうどんどんお金を実は北朝鮮に渡してるんですよ」

櫻井浩二
「あぁ〜、はい」

青山繁晴
「で、北朝鮮にとって今や、残念ながら拉致事件はビジネスの一種になってますから」

櫻井浩二
「うーん」

青山繁晴
「だからそれは最後のカードに取っておいて、中国からお金が入ってくる間はもう、前に進めないっていうことなんですよね」

櫻井浩二
「うーーん」

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青山繁晴
「で、それに対して日本は、たとえば自衛隊が取り返しに行ったりすることは、憲法が変わらない限りあり得ませんから」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「だからもう、ちょっと嫌な言葉ですけどなめられてるって状況になってるわけです」

櫻井浩二
「うーーん」

青山繁晴
「で、私は昨日の朝早くに、拉致問題に長く関わってきた、官僚に会いました」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「で、今日、官僚の問題も指摘しましたけれども、この人はもう実に良心派と言うべきであって、ずーっとその、自分の出世を、むしろ足引っ張るであろう拉致事件に関わってきた人なんですね」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「で、同時に今は、政権を支える大幹部の一人になってるわけです。この人に会いまして、ま、僕は非常に強い言葉でこう申しました。拉致事件このままだと、第3次安倍内閣のアキレス腱になると」

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