「交渉はどうなってる?」と拉致問題対策本部の幹部が民間人に質問する無残な現状 青山繁晴「インサイト・コラム」

2015.04.08 Wednesday 19:52
くっくり



櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「で、ご両親は、その手紙のコピーを手に、東京に来られまして、神戸から東京に来られて、外務省や警察庁を回ろうとしたら、もうけんもほろろに、門前で、中にも入れてくれない。追い返されたんですね」

image[121128-07Vari.jpg]
2012年11月28日『アンカー』より]

櫻井浩二
「はぁ〜」

青山繁晴
「国民の、ための外務省、警察庁のはずが、そうやって追い返されて、そして、えー、霞ヶ関から坂を上がって永田町に行って、議員会館を回ったけど、誰も話聞いてくれないと」

櫻井浩二
「あぁ〜」

青山繁晴
「その中で、当時、お父さんの秘書官やってた、つまりまだ政治家になってなかった安倍晋三さんだけが聞いてくれて」

image[150408-04youngAbe.jpg]

櫻井浩二
「ああ〜」

青山繁晴
「で、役所に電話したら、手のひらを返して、急に外務省や警察庁の官僚が、この有本さんのご両親に、会うだけは会ってくれたと。これは実は有本恵子さんの事件が、いわば表に出る、最初になったわけですね」

櫻井浩二
「何なんですかね、しかし、その経緯もですね」

青山繁晴
「ええ。この経緯はひどい話ですが、ま、そういう、こう日本の政治や官僚の体制だからこそ、家族会にとっては、安倍晋三って人が、最後の、頼みの綱なんですよ」

櫻井浩二
「はあー、はぁ、はぁ、はぁ…」

青山繁晴
「したがって、その、したたかにタイミング計ったなんていう、そんな、どっかで聞いたような話じゃなくて、安倍さん自身も、もう材料もなくても、つまりいい話がなくても、もうここで、1年も経っちゃってるから、会わないで(会わなくなって)。会わざるを得ないって状況で、会ったんであって。実は北朝鮮になめられてるっていう状況が安倍政権に重くのしかかってるわけです」

櫻井浩二
「うーん」


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