日本は独立国家なのか?これで拉致被害者を救えるのか? 元海自士官の問いかけ

2015.04.06 Monday 01:33
くっくり


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 中東・イスラム圏の人々の多くは、日本人を信頼し、尊敬の念で見てくれています。
 伊藤さんによれば、彼らが日本を尊敬する理由は、

・超大国ロシアに戦いを挑み、勝った。
・超大国アメリカと戦争をして、4年間戦った。
・敗戦後、驚異的な復興を遂げた。
・周辺国ばかりでなく、発展途上国に多額の援助をしている。
・宗教的にも何ら衝突はない。
・欧米の人々とは違い、妙な下心がなくて信頼できる。

 日本を尊敬する理由に「平和憲法」を挙げる人はもちろんいません。←これは私の補足。

 ある中東の人は、「中東のゴタゴタは、第一次世界大戦以来、積年の恨みがある白人が絡むと絶対に解決できないが、日本人が介入すればできるかもしれない」と言っていたそうです。

 ここでも「平和憲法」を理由にはしていません。←これも私の補足。

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 彼らが日本を語る時、一番時間をかけ、熱く語るのは、ロシア、アメリカという超大国に挑んだことだそうです。

 そして彼らが日本を尊敬する核の部分は、日本が「国家として消滅する」ことを覚悟してまで、正しいと信じる道を貫こうとした点であり、「それは現在の日本に最も欠けているものだ」と伊藤さんは考えています。


 伊藤さんがそう考えるようになった伏線は、約25年前にありました。

 伊藤さんは26歳の時、アメリカ海軍の空母に約1カ月乗艦しました。
 指定された部屋は3人部屋で、1人は白人の大尉、もう1人が黒人の中尉でした。

 うち黒人の中尉とは階級も勤務場所も同じで、年齢も自分より1つ下と近く、すぐ仲良くなりました。
 ところが、ひょんなことがきっかけでその中尉と口論になったそうです。

 黒人の中尉はこう言ったそうです。

 「日本人は、黒人の歴史を知らないからな。お前のおじいさんは人間から生まれたんだろ?俺のじいさんは人間から生まれたんじゃない。奴隷から生まれたんだ。
 鍵ってものは内側から自分で閉めるものじゃない。外側から白人に閉められるものだ。食べたいもの?好き嫌い?そんなものない。白人から与えられる餌を食べるんだ!

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