『イスラム国』を利する日本人を憂う
2015.01.26 Monday 19:08
くっくり
どうか関係が悪化しないことを祈ります。
公共政策調査会の板橋功第一研究室長、最近よくテレビで見かける人ですが、26日の「ひるおび」でこんな話をしていました。
【今回、日本の問題にヨルダンを巻き込んでしまった。水面下での交渉がおそらく続く。見守るしかない。『こういう方法もあるんじゃないか』とあれこれ提示することによって、公になることによって、それが消えていく。妥結しなくなる。あれこれ詮索することで、いろんな手段を縛ってしまう。水面下の交渉というのはそういうもの。交渉の推移を見守るしかない。】
要するに、日本のメディアは過剰に煽ったり騒ぎ立てたりするな、ということでしょう。
別の意味で、日本ではメディアや一部の人が変な方向に煽ってますが…。
正確な発言は、こちらに動画と書き起こしがあるのでご確認下さい。
念のため説明しておくと、
「I am not Abe」というのは、仏パリの風刺週刊誌テロ事件後に掲げられたスローガンの「I am Charlie」(仏語では「Je suis Charlie(ジュ・スイ・シャルリー)」)をもじったものです。
23日の「報ステ」放送後、触発された人たちがさっそく「I am not Abe」という文言をSNSで拡散したり、「I am not Abe」と書いたプラカード用画像をUPしていました。
が、実は早い段階で、イスラムに詳しい人がこのような指摘をしていました。
【「Abe」はイスラム圏では「Abraham」(男性の名前)の略です。
だから「I am not Abe」と言われても、イスラムの方々には意味が通じません。】
残念ながらこの指摘はあまり相手にされていないようで、その後も「I am not Abe」は拡散され続けてます。
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