「アンカー」拉致再調査で北『平壌に来い』の狙い&秋の安倍外交は対北以外は余裕
2014.10.02 Thursday 01:23
くっくり
村西利恵
「その2つの1つめですが、安倍政権の強さを利用し、値段をつり上げる。どういうことでしょうか」
青山繁晴
「これ、これ実は僕が勝手に言ってるんじゃなくてですね、その瀋陽の、日朝政府間協議が終わったあと、ま、いつもどおりですけれども、この『アンカー』のためにも、政権中枢ともお会いしましたし、インテリジェンス、情報機関の人ともお会いしました。その時に僕から言った、言ったのは、いわば、北の方に立ってみれば、これやってることはいわば当然のことですよねと」
村西利恵
「当然…」
青山繁晴
「というのは、北朝鮮、いま中国と仲悪くなってるし、あてにできる援助やお金は日本しかないんですよ。で、その時に、その、何らかの合意ができた時に、その合意を、国民に、納得させるような、強い政権でないと、北朝鮮は何やっても無駄だと。それは、『アンカー』でお話ししたと思うんですが、小泉政権の時に、あれだけ強く見えた小泉さんでも、北朝鮮としては合意ができて、5人は、5人の方はただ一時帰国なだけ、一時的に家族に会わせるだけで、ほんとは1兆円のカネをもらう約束になってたっていうのが、北朝鮮の本音ですからね。もっともっと強い政権でないとできないと。で、これ北から見たらですよ? で、安倍さんは、まあ国民に反対も非常に強い集団的自衛権も、特定秘密保護法も、やったので、4月には消費増税もやったから、その安倍さんがいる間に、それを利用して、何とか、お金をもらわなきゃいけないと。で、その時に最初から、ポッと出してしまうと、そこで値段は決まってしまうけど、その、後出しで、ちょっとずつ、ちょっとずつ、ちょっとずつ出して、その、安倍さんといえどもやっぱりそれは、これ失敗したら安倍政権の、命運にもかかるから、だんだん値段つり上げるだろうと。だから、いわば当然の動きになってるわけですよねというふうに、特にインテリジェンスに聞いたら、そのとおりと。で、そのインテリジェンスは案外、こういわばどっしりしてて、だからそんなに慌てることはないんだと。いわば、家族の気持ち、ご家族の気持ちは分かるけれども、北は必ずこう出てくるってことは、いちおう読みの範囲内だと、は言ったんですよ。で、僕はしかし、それ納得せずに、いや、これは、安倍政権の大失敗にもつながりかねないと。あの、これは先週申したとおり、軍事力を背景にしない交渉なんて本来、不可能なことやろうとしてるわけですからね。そしてその上でですよ、北朝鮮は、この値段をつり上げていくだけではなくて、平壌に来いっていうことはですね、えー、はい、出して下さい」
[7] << [9] >>
-
trackbacks (0)
<< ドイツ移民政策の明暗に学ぼう!中国人大量割り込みが日常風景になる前に
植村よ義母の“復帰”に何思う?Tweetまとめ14.09.15〜14.09.30 >>
[0] [top]