ドイツ移民政策の明暗に学ぼう!中国人大量割り込みが日常風景になる前に
2014.09.29 Monday 18:16
くっくり
労働力が足りないと経済は停滞する。少子化はそう簡単に解決しそうにはないし、賃金が上がれば、国際競争力が落ちる。しかし、産業は停滞させるわけにはいかない。その瀬戸際のドイツを救ってくれているのが外国人なのだ。ドイツ社会の外国人への依存度はすでに高い。
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突出する犯罪率
一方、外国人がもたらす欠点も無視できないほどふくれ上がっている。EUには国境がないため、必要とされている人々だけでなく、招かれざる人々も大挙してやってくる。その典型が、ルーマニアとブルガリアのロマ(ジプシーという言葉は差別語なので使わない)。つまりこの2国からは、良質の労働者とロマノ両方がやってくるというわけだ。
現在、西ヨーロッパ全体で、ロマの物乞いが急激に増えている。シュトゥットガルトでも、乳児を抱えた女性や重度身障者の男性などが道端に座っている。以前は見なかった光景だ。犯罪や社会福祉受給が目的の入国者も多く、それぞれ“犯罪ツーリスト”、“福祉ツーリスト”などと呼ばれている。いずれも背景に、国際的な犯罪組織が潜んでいるという。
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福祉を受ける方法はいろいろあるが、手っ取り早いのは「子供手当」。これは、児童保護の見地から、EU市民なら初日分から支給されるので、子だくさんのロマも実入りが大きい。もちろん、これさえ犯罪組織にピンハネされるのだが、ロマはEU市民なので、ドイツで職を探すのも合法、子供手当を受けるのも合法で、取り締まりが難しい。
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また、一番数の多いトルコ系との文化的、感情的摩擦も未だにある。多くはすでに二世、三世だが、ドイツに溶け込み、十分な教育を受け、社会で活躍している人たちと、トルコ租界のような独自の世界でドイツ文化とは無縁に暮らしている人たちに二分されている。
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