2014.08.30 Saturday 02:20
くっくり
【ソウル時事】外務省の斎木昭隆事務次官は12日午後、韓国外務省で趙太庸第1次官と約3時間会談した。韓国政府関係者によると、斎木氏は安倍晋三首相が歴代政権の歴史認識を継承している点を強調し、関係改善を呼び掛けた。しかし、趙氏は首脳会談実現には従軍慰安婦問題などでの日本の誠意ある対応が必要だとの考えを示し、認識の差は埋まらなかった。
オランダのハーグで24、25両日に開かれる核安全保障サミットに合わせた日米韓3カ国の首脳会談開催について、韓国側は「(開催へ調整に入ったとの日本側の報道は)事実と違う」と不快感を示した。このため日本側は正式な会談要請を見送った。
斎木氏は13日まで滞在する予定だったが、12日の韓国側主催の夕食会が取りやめとなったため、同日夜に帰国。羽田空港で記者団に対し、日韓首脳の顔合わせについて「相手のあることだから、今の段階では何とも言えない」と述べ、実現の見通しは立っていないことを明らかにした。
また、斎木氏は次官会談の内容について「懸案の解決に向けどう進めていくか、いろいろな角度から話をした」と説明。北朝鮮情勢でも意見交換し、連携の重要性を確認したと語った。
米国は、オバマ大統領の4月下旬の日韓訪問を控え、両国の関係改善を強く求めている。しかし韓国は安倍首相の靖国神社参拝や河野談話検証の動きに猛反発。日本側も、海外で日本非難を繰り返す韓国政府の姿勢に不信感を強めており、関係改善の糸口はつかめぬままだ。(2014/03/12-23:28)
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