河野談話作成過程の検証結果が出た!談話の“無力化”に向け一歩前進です
2014.06.21 Saturday 05:25
くっくり
ある外務省幹部は以前、産経の阿比留記者と談話をめぐる日韓すり合わせの話題になった時、「一度きちんと中身を教えてほしい。われわれも(関係文書を)見せてもらえないんです」と求めてきたそうです。
また、河野談話の原案は内閣外政審議室長である谷野作太郎氏が作成したとされていますが、谷野氏の後任の平林博氏は、「(談話作成時に聞き取り調査をした)慰安婦の証言は、実は見ていない。あれは『秘』だというのです。『マル秘』なんだと」と、今年3月に別の産経記者に明かしています。
本来は引き継がれるべき情報なのに、談話作成に直接関わった少数の関係者が囲い込んでしまった。
しかも彼らはすり合わせの事実があったことすら、繰り返し否定してきたのです。
裏を返せば、慰安婦問題で韓国側が仕掛ける宣伝戦に対し、外務省はそもそも反撃するための具体的材料を与えられていなかったとも言えるわけです。
国民のみならず、後の担当者らにすら隠蔽されてきた情報。
それが今回の検証結果報告によって少しは明らかになりました。
私たち国民もおおよその構図を知ることができました。
情報公開という意味でも非常に意義深かったと言えるのではないでしょうか。
これについては、秘密保護法の時に「国民の知る権利を奪う!」と安倍政権を激しく批判した民主党や社民党や共産党も、さすがに異論はないようです。
少なくとも現時点で、彼らの反応(検証結果報告に対する批判の声)は一切上がってきていません。
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……ブログを書いてるうちに各紙社説がネットにUPされる時間帯が来ていました(私は遅筆(T_T))。
ので、ざっくりと紹介だけしておきます。
<各紙6月21日社説>
■河野談話検証 外交的配慮が事実に優先した(読売)
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