朝日の「アジア外交が心配」は少なくとも来夏まで続くわけで(笑)
2006.09.27 Wednesday 20:34
くっくり
○短命内閣もそれぞれ歴史的使命を果たしている(羽田、宇野など短命すぎるのは除く)。一つの内閣に一つだけ使命。それを果たして内閣は変わっていく。それが日本の知恵。権力が腐らないために。
○竹下登さんはリクルート事件で辞めたことになってるが、この国で初めてのもの、消費税を取り入れた。その時国民は怒った。大改革やったからもう使命を果たした。今となったらもし消費税がなかったら所得税がもっと高くなってるから、これでよかった。
○村山富市さんが辞めたきっかけは、ある朝突然「わしゃもう嫌だ、やる気せんわ」と。村山さんは日本社会党のトップだった。自民党といっしょに政権やったことでけしからんと言う人は多いが、村山さんが総理を受ける決意をした時、僕が議員宿舎の薄暗がりの廊下で見た村山さんは、爪から何から真っ白になって全部血が引いてた。それは何故か。総理を辞められた後に訊いたら、「ああ、これでわしたちの社会党は終わりだ」と思ったからだと。自民党と政権を作ったら、自衛隊も何もかも認めなければいけないから。すでに世界は1989年に冷戦終わって、ソ連も消滅。日本だけ、自民党VS社会党で冷戦構造が続いてた。が、村山さんが社会党をつぶして歴史的使命が終わって、村山さんは権力に興味ないから辞めた。
○じゃあ安倍さんが背負おうとしてる使命は?それは拉致担当大臣は実質、自分であると。自分の歴史的使命はたった一つ、拉致だと。横田めぐみさん、有本恵子さんら、私たちと同じ庶民が誘拐されたままになっていることを解決したいと。短命になるかもと安倍さんは頭の中で思ってる。覚悟の上の短命。この番組で僕が言った通り(9/20付拙エントリー参照)、おそらく拉致問題は金正日体制を倒さないと解決しない。体制倒すのは5年ぐらいかかる。「ほんとは5年ぐらいやりたい」と安倍さんもポロッと言ってた。同時にとっかかりを作って、短命の覚悟をした上で、今回の人事をやったと思う。
○小泉さんは最後に大失敗を2つした。立つ鳥後を濁した。安倍さんにも責任あり。
(1)国連を欠席
年に一度の国連総会。ブッシュが演説したり、ベネズエラの大統領がブッシュを「悪魔」と批判したりしてる。世界のトップがしのぎあう場所。しかも日本は今年、国連加盟50周年。小泉政権は常任理事国入りしたいとあれだけ言ってたのに、小泉総理も麻生外相も安倍官房長官(総理の臨時代理の第一位)も行かず、大島国連大使、役人が行って、今日は紙を棒読みして演説。僕は事前に聞いてて、あまりにひどいので「何で行かないのか」と小泉サイドに訊いたら、「9月20日に総裁選があるから」と。日本の演説予定は9月21日。ニューヨークだから時差があるから、総裁選が終わって飛行機に乗れば、どなたでも演説できる。これ、日本外交にものすごく影響がある。NYの国連本部の関係者やアメリカ国務省の人などから「日本は何がしたいのか?国連が大事なのかそうでないのか?」と。麻生さんの側近に訊いたら、「麻生さんは挨拶回りがありますから」と。何ですかそれ。僕は国務省の人に返事できなかった。これはまず小泉さんが悪いし、安倍さんも「総理が行かないなら私が」と言わないと。
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