中共指導者の“やらせ”記者会見でよく指名される朝日・日経・共同

2014.04.07 Monday 17:40
くっくり



 3月13日に行われた李克強首相の会見で質問した外国人記者が、当局との事前打ち合わせの詳細を矢板さんに教えてくれたそうです。

 それによれば、

2月下旬(会見の約3週間前)
 中国外務省担当者から支局に「質問したいなら手配できる」と電話が。
 恩着せがましい言い方だったが、せっかくのチャンスなので承諾。
  ↓
 質問の内容を提出させられ、中国側の担当者のチェックを受ける。
 「人権」「少数民族」「民主化」など中国当局を刺激する部分は削除。
  ↓
 中国側と支局との間でやり取りが何度も往復。
  ↓
 最終的にほぼ中国側が書いた文面で落ち着く。
  ↓
 「会見では中国語で質問して下さい」と要求される。
 記者は100回以上も練習。
  ↓
3月13日(会見当日)
 他の記者より1時間も前に会場に。
 座る椅子も指定される。
 司会者からは「用意された質問だけをするように」と何度も念押し。

 矢板さんに対し、この記者は「結局、中国の演出に協力してしまった」と苦笑していたそうです。

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 [こちらがまさにその3月13日の李克強首相の会見。画像出典:サンケイビズ]

 何となく予想はしてましたが、ここまで“やらせ”が徹底していたとは……。
 こんなふうに演出の協力をさせられるだけで終わってしまうなら、いっそ質問なんかしない方がまだマシかも?

 矢板さんは2007年から北京に駐在し、これまで出席した記者会見は100回以上に上りますが、会場でいくら手を高く上げても、大きな声を出しても、司会者に指名されたことは一度もないとのこと。

 なぜ産経新聞には質問させないのか?
 矢板さんは以前、中国外務省関係者との食事の席で、それを尋ねたそうです。

 相手は最初、「産経はいつも中国政府を批判するから」と答えていましたが、酒が進むうちについに本音が出て、こう言ったそうです。

 「産経の記者を指名するとどんな厳しい質問が飛び出すか分からないから怖い。そもそも君たちは私たちとの事前打ち合わせに応じないだろう」

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