中共指導者の“やらせ”記者会見でよく指名される朝日・日経・共同
2014.04.07 Monday 17:40
くっくり
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話は、3月11日の中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁の会見から始まります。
数人の中国人記者が質問したあと、司会者が「外国メディアにも質問のチャンスをあげたい」と言って、白人の女性記者を指名。
女性記者は「オーストラリアのメディア、凱歌伝媒です」と流暢な中国語で所属先を言いました。
実は凱歌伝媒というのは、中国の大手メディアである中国国際ラジオがオーストラリアでつくった子会社。
主な業務は中国語のニュースを海外に流すことという、中国“官製メディア”です。
女性記者の質問に周総裁は笑顔をみせました。
その質問は自分が最も説明したいことだったようです。
女性記者と事前に打ち合わせをしていたことは明白でした。
周総裁が女性記者の質問に回答した直後、最前列にいた白人の男性記者が右手を高く上げました。
そして、抗議するかのように「私にも質問させて下さい。私は本当の外国メディアです」と中国語で叫びました。
すると、会場から笑いが起きたそう。
こういう場面は日本のメディアではほとんど伝えられることはありませんが、「いかにも」で、情景が目に浮かびますよね(^_^;
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また毎年3月に北京で開かれる全人代の期間中には、政府各部門の責任者による記者会見が開かれ、最終日には年に一度だけの首相会見もあるそうです。
北京駐在の外国人記者にとっては、日頃会えない共産党指導者の生の声が聞ける貴重なチャンス。
が、これらの会見で質問できるのは、中国当局から指名を受けた親中メディアだけ。
しかも質問内容も当局が用意した「優しい質問」ばかり。
テレビ中継で見られるこれらの一見熱気にあふれる会見の実態は、すべて“やらせ”であると、矢板さんは言い切っています。
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では、中国当局と海外メディアとの「質問のすり合わせ」は、具体的にどのように行われるのでしょうか。
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