2014.02.11 Tuesday 00:51
くっくり
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産経新聞2013年10月2日付より、伊勢神宮の「遷御の儀」に参加した後のインタビューより
とても素晴らしい儀式だった。4回も遷御の儀を見ることができて、91歳まで生きていて本当に良かったと思う。
1回目に見た1953年は外国人の拝観者はほとんどいなかったが、今回は私の友人も米ボストンから駆け付けた。国籍という枠組みを超越した神事で、もはや伊勢や日本国内だけの儀式ではなくなっている。
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「PAPERSKY」2012/12/17より
僕が初めて伊勢神宮を訪れたのは、平成15年。日本で20年ほど暮らしていたので、ある程度日本の文化や伝統にはふれていたのですが、日本のもっと奥まで五感でふれたいという思いもあって、知人に連れられて訪問しました。
実際に訪れてみると、伊勢のことも、神道のことも知らない、ましてや自分の宗教ではない信仰の場所なのに、大変感動したんです。宇治橋を歩いて五十鈴川を渡っていくと、川のせせらぎや葉っぱのゆらぎ、やさしい風、玉砂利の音…まわりの現象が五感に響いてくるんですね。しかもそこは1300年もの間、いやもっと昔から1ミリも変わっていない景色が広がっている…。そう思ったら、体に電気が走るくらいの衝撃を受けました。
2歳の時にインドを出て、ヨーロッパ、イギリス、アメリカ、オマーン、サウジアラビア、日本と、いろんな国を転々としてさまざまな国の文化にふれてきた自分が、こんなにも感動したのはなぜか? 日本人でもない自分がこれほどに感動したのはなぜか? 不思議に思いましたね。
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