2006.09.19 Tuesday 19:49
くっくり
拉致は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の特殊機関つまり国家機関の仕業であることを金正日総書記は公式に認めた。そうした特殊機関による「犯罪」は珍しいことではない。米国CIAに対する数々の告発をはじめ歴史上枚挙にいとまないし、かつてのわが国の特殊機関も例外ではない。
(中略)
国際社会の政治力学からいえば、核・ミサイル問題に各国の関心が集まる。拉致問題は当事国同士の問題だというとらえ方が大方だ。北東アジアの安定という政治目標の前に拉致問題はかすんでしまう。
(前略)
こんな無法者の国と国交を結ぶ必要がどこにあるのか。拉致問題暗転の衝撃と憤りから、釈然としない思いに駆られる人も少なくないだろう。気持ちは理解できる。
けれども、冷静さを失っては歴史は後戻りするだけである。
いかなる意味でも拉致は正当化できないが、そもそも日朝の不正常な関係は、北朝鮮ができる前、戦前、戦中の35年間にわたる日本による朝鮮半島の植民地支配に始まる。冷戦もあった。北朝鮮との間に残された戦後処理問題を解決し、大局的見地に立って関係を正常化することが、日本の国益にも北東アジアの安定にも資する。
どの国も「負の歴史」をおっている。過去の日本がそうなら、北朝鮮もそうである。
つらいことだが、歴史を乗り越えるには、それを直視するしかない。(政治部長)
読売→横田さん、10年前に死亡
毎日→小泉首相:官邸で日朝会談結果を報告 正常化交渉、長期化も
産経→10月中の生存者帰国目指す
朝日→朝鮮人団体に脅迫や嫌がらせ相次ぐ
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