半世紀の時を超えた日米の絆の物語〜アーレイ・バーク「ビーバップ!ハイヒール」より

2014.01.11 Saturday 02:12
くっくり


【半世紀の時を超えて…
 「一輪の花」から始まった絆の物語】

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 甚大な被害となった東日本大震災。

 この時、アメリカ軍が「トモダチ作戦」と銘打ち、復興を支援。
 瓦礫の除去や多くの救援物資を届けてくれた。

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 この話の裏側には、60年以上も前につながる、もうひとつの物語が存在する。

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 昭和25年。
 まだ戦争の痛手から抜け出せない日本に、1人のアメリカ人がやってきた。

 アメリカ海軍の提督、アーレイ・バーク。

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 彼は太平洋戦争の中でも、特に激戦となったソロモン海戦で日本の脅威となった男。

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 その戦いで、両国合わせて9万人以上もの兵士が犠牲になった。

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 彼は占領軍の海軍副長として、日本に赴任したのだった。

 東京の帝国ホテルにチェックインした彼は……

 従業員
 「バーク様、お荷物をお持ちいたします」
 バーク
 「やめてくれ。最低限のこと以外は私に関わらないでくれ!」

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 彼は敵だった日本人をとにかく嫌い、侮蔑していた。
 あの血みどろの戦いで、多くの仲間や部下を失っていたからだ。

 どれだけ日本人従業員が話しかけても無視。
 消えない心の傷は、激しい憎悪へと変貌していた。

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