「アンカー」東京五輪決定の舞台裏と課題&安倍総理発言「『完全に』コントロール」報道の嘘と「完全にブロック」の誤り
2013.09.12 Thursday 01:23
くっくり
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村西利恵
「その後の質疑では安全性を具体的に話しました。内容は、汚染水の影響は、港湾内0.3平方キロメートルの範囲内で完全にブロックされている。放射性物質の数値は最大でも、世界保健機関(WHO)の飲料水水質ガイドラインの500分の1である。食品や水からの被ばく量はどの地域も基準(年間1ミリシーベルト)の100分の1である」
青山繁晴
「はい。これ3つ、ま、数字を全部挙げて、説明をなさってるんですが、おかしいのははっきり言って1つめです。2つめはあとから言いますけれども、おかしくありません。で、1つめはおかしいっていうのはですね、この数字自体は、福島第一原発に面した、ま、港湾っていうか、その、作業のための港もそもそもありましたから、それをだいたい、0.3平方キロと見るのは、そのとおりですが、完全にブロックされてると。で、これ東京電力自身が、その後の記者会見で否定してますね。えー、つまり、行き来はありますよってこと言ってるわけです。で、これはですね、嘘を言ったっていうよりは、安倍さん自身が、失礼な言い方ですが分かってらっしゃらないと思います。ね。というのは、明らかに安倍政権の対応は遅いんです。極めて遅い。ずっと東電任せ。当事者能力を失った東電に任せてきたから未だに、安倍総理自身がよく理解してない、汚染水の問題っていうのをですね。で、何かというとですね、これ、完全にブロックしてしまうってことはですね、もしそれやってたら、その、そしてこれが本当の汚染水だったとすると、この、港の中にこうやって閉じ込めてるんですよね? そこ高い岩壁ありますか? そんなもん作れませんね。今もありませんね(一同同意)。だからもう一回津波が来たら、それこそその、貯めに貯め込んでる、凝縮して濃縮した汚染水がドッと出ることになりますから、完全にブロックって考え方がそもそも間違ってるんですよ。汚染水ってこの漢字3文字見ると、もう何もかもダメな水としか思わないけれども、本当は、もともと健全な地下水と混じり合ってしまった、その、水であって、そして、大半の放射性物質は実は取り除くことができます。そして残るのはトリチウムっていう物質ですが、このトリチウムって物質は、何度もこの水曜『アンカー』で言いましたが、原子力発電所は健全に運転してる時も世界中の原発から、海や川に出てますから」
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