【拡散】「特定秘密保護法案」パブリックコメントを送ろう【9月17日締切】
2013.09.10 Tuesday 00:53
くっくり
現状では、たとえば情報を取得した外国人スパイがいたとして、スパイ行為が発覚しても、その外国人はせいぜい国外追放になるぐらいで大した不利益を被ることはありませんでした。
この特定秘密保護法案は、そこを変えようという法案なのです。
つまり、特定秘密法法案の最大のポイントは、特定秘密を漏えいした者だけでなく、それを取得した者も厳しく処罰するというところにあります。
取得した側の罰則も、漏らした側と同様に懲役10年以下となっています。
image[130828-06iriguti.jpg]
これまでほとんど野放し状態だった外国人スパイや、外国と通じた日本人スパイを、処罰する法律ができることになります。
(但し画像にもあるように、騙したり脅迫したり侵入したりなど、不正な手段により情報を取得した場合に限ります)
image[130828-07mittudake.jpg]
ちなみに、現在、情報を取得した側を罰することができる法律は3つしかありません。
対象となるのは、行政手続きの個人番号、産業スパイ、MDA(日米相互防衛援助協定)だけです。
要するに、これ以外の、たとえば防衛や外交に関する情報、テロ防止に関する情報などを取得した側を直接罰する法律は、現在まだ整備されていないということです。
image[130828-12jouhou.jpg]
そしてこの法案の本当の狙いは、戦後初のスパイ組織である「国家情報局」につなげていくことです。
見かけ上は主権国家であっても、情報が自立していなければ、本当の主権国家とは言えません。
日本も他国並みにきちっと情報機関を組織して、自立していきましょうというものです。
その他詳しいことは、8月28日放送の関西テレビ「スーパーニュースアンカー」の書き起こしをご覧になって下さい。
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