「青山繁晴のインサイドSHOCK」70年前よりも今の日本を見ているアメリカと国際社会(中韓除く) (付:「アンカー」有本香さん発言まとめ)
2013.08.14 Wednesday 17:42
くっくり
中西一清
「そうですね」
青山繁晴
「その上でですね、その上で、今回その、話をもう一回最初に戻しますと、日本が、秋にも、発足させていく国家安全保障会議について、韓国出身の、アメリカのコロンビア大学の教授、と、先ほどまで、議論をしてきました。えー、この人は女性で、スー教授っていうんですけれども、だいたい小学校ぐらいまで、その、韓国にいて、そのあと、アメリカにお母さんと一緒に引っ越してきて、えー、そして苦学して、その、アメリカの国家安全保障会議で、重要な役割を果たしたって人なんですね。で、その人が、えー、今の安倍政権について、何を言ったかというと、とにかく日本には強くなってもらわなきゃ困るんですと。なぜかというと、8月のニューヨークは9・11を思い出すし、それからアメリカは今、テロに対するハイ・アラートの状態になってる、つまり、中東の大使館をいったん閉鎖したり」
中西一清
「ありましたねー」
青山繁晴
「はい。そしてこのニューヨークでも、僕は昨日、その9・11の、現場にもまた行ってきたんですが、そこの警備・警戒も一段と厳しくなってるわけですね」
中西一清
「うーん」
青山繁晴
「ところがこのスー教授に言わせれば、そうやってその、テロに対して意識が向かっているように見えるけれども、本当の脅威っていうのはテロリズムよりも、実は中国だと。中国の独裁主義と、それから膨張する軍事力、あるいは太平洋にせり出してくる、その、意図、そういうものが本当の脅威なんであって、同じ民主主義国の日本には、良い意味で強くなってもらわなきゃ困ると。えー、僕はそれは、経済だけじゃなくて、たとえば軍事についてもそうかと、言いましたら、もう一回言いますが、この韓国出身の、スー教授は、その通り、経済も外交も軍事も強い日本であってこそ、民主主義がきちんとアジアで、今後も続き、中国にとっても、その独裁主義や、あるいは膨張主義が、戦争を起こしたりしない抑止力になるんだと。だから、安倍政権のように、ある程度今後続くってことが計算できる政権っていうのは実は、アメリカだけじゃなくてヨーロッパ諸国にとっても、ありがたい存在なんだと、いうことなんです。えー、これは、何を意味するかというと、70年前の戦争の時にどうだったって話よりも、現在の日本が民主主義国家としていかに信頼されてるか、それに僕たちは正当な、フェアな自信を持つべきだと思います」
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