2013.07.20 Saturday 00:20
くっくり
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員の御指摘の報告書は米議会の公式見解を示したものではないというふうに承知をしておりまして、その内容について政府として逐一コメントすることは差し控えたいと思います。
いずれにせよ、我が国の考え方が十分理解されていないという点は残念であります。考え方が正しく理解されるよう、今後、積極的な情報収集や発信に一層努めていかなければならないと考えております。
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○中山恭子君 国際関係において、相手の間違った発言に対し、そのことを指摘しなかった場合には、その発言を黙認した、ないしは賛成したということになります。誤解があったと考えたのであれば、直ちにその旨を相手に伝え、論理的に説明し、説得し、訂正してもらう必要があります。
意見の伝え方、意思の表し方について、国際社会は日本の社会とは全く違うことを認識し、国際社会の中では郷に入って郷に従えで、相手の間違いは直ちに指摘するとの対応をしなければ日本に対する理解は得られず、誤解が誤解を生むこととなります。小さなことと考えずに、その都度、丁寧に対応しておく必要があります。拉致問題のときにも、米国の報道に対してその都度、何度も何度も反論をしてきております。
さらに、この報告書そのものの影響力はそう大きなものではないかもしれませんが、この報告書からいろいろなことが見えてきます。一つは、米議会調査局にこのような診断をさせた要因を考えますと、米国における広報活動、日本に対する理解を得る努力が極めて弱いということを意味していると言えます。対外広報活動を積極的に行えるよう至急対策を取る必要があると考えますが、いかがでしょうか。
○委員長(石井一君) 答弁の前に一言、委員長から申し上げます。
ただいま自民党、公明党の理事より抗議が参りまして、本日は集中審議、復興・エネルギー・原発・環境等について行っておる、歴史認識については、明日、安倍内閣の政治基本姿勢という、そこで行われるべきではないかという御忠告がございました。
委員におかれましては、今方向転換をするわけにもまいらないと思いますので、等がございますから、本日は暫時続行いたしますが、今後、この点につきまして、集中審議という意義をわきまえて委員においては御質疑を願いたいと存じます。
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