三輪宗弘先生の「大韓民国の物語」書評で改めて見えた韓国の民族主義と李栄薫教授の苦悩
2013.06.15 Saturday 02:48
くっくり
論文の最後を三輪先生はこう締めくくられています。
族譜の研究が盛んな韓国で、契冊などに記された二〇〇年間もの物価データを丹念に読み、論文を組み立てる訓練を受けた歴史家が、韓国の民主主義を支えているのだと私は思いました。
左の文(引用者注:原文は縦書き)は勇気と知性なくして書けません。
「収奪論は、一九六〇年代以降の韓国において、民主主義が高揚するにしたがって一部の無責任な学者によって適当にでっち上げられた挙げ句、大衆の集団記憶として広まったものに過ぎません」(三四一頁)
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以上です。いかがでしたか。
最初にリンクを貼りましたが、いま一度。
論文の直リンク(pdfファイル)はこちらです。
興味を持たれた方はぜひ全文お読みになって下さい。
余談ですが、今日引用させていただいたテキストは、Googleドライブを利用してpdfファイルから変換しました。
但し、縦書きの場合は誤変換率がかなり高いようです。
たとえば「二十世紀」が「一一十世紀」に、「公娼」が「ハム婚」に変換されてしまったりして(これめちゃウケた(≧▽≦))、修正作業にけっこう手間取りました。
image[130614-03simojou.jpg]
ちなみに三輪先生の論文を読んで、私は、竹島問題についてよく韓国の学者と議論を交わしておられる下條正男教授のこのようなコメントを思い出しました。
(上の画像は2011年8月、下條教授が韓国に入国拒否された際のニュース映像。この時、自民党の新藤義孝議員・稲田朋美議員・佐藤正久議員も同様に入国拒否されました。忘れてしまった人はこれ見て思い出して下さいね)
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