2013.05.11 Saturday 05:00
くっくり
田原総一朗
「だから櫻井さん、国益をね、もうちょっときちんとやんなきゃいけないんですよね」
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櫻井よしこ
「ですからね、今ね、(パネラーの富坂聡氏が)総合力とおっしゃった。そして足りないのは、その、軍事力だけではないと言ったんですけども、戦後の日本を見てるとね、足りないのは、その、軍事力と外交力なんですよ。これは何かというと、国家の基本なんですよ。いかなる国も、その、あの、政府の責任、国家の責任というのは、その国、その民族の生き残りを担保することですよね。生き残りを担保するにはやっぱり力がいるんですね。その力がやっぱり外交力と軍事力、車の両輪のように両方が整備されていなければ、国家としての発言は何の力も持たないですよね」
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高野孟
「それはね、一般論としてはそうなんですけれど、ただ軍事力に関して言うと、先ほどから申し上げているように、一体その、見通しうる将来において、どういう驚異に直面しているのかっていうことを抜きに、軍事力が足りるとか足りないとかっていう話はあり得ないわけですよ」
櫻井よしこ
「ええ。ですから日本が直面してる脅威は、まず中国があるではないですか」
高野孟
「だから、そ…」
櫻井よしこ
「尖閣諸島がありますね、東シナ海がありますね」
高野孟
「だからまあ…」
櫻井よしこ
「中国では、もうあの、1年半ぐらい前からですね、沖縄も中国の領土だという」
高野孟
「んな、戯言(たわごと)ですよ、んなもん」
櫻井よしこ
「キャンペーンが…」
高野孟
「戯言ですよ」
櫻井よしこ
「戯言だと思いますけども、しかし尖閣問題について、彼らが自分たちの島だというふうに、主張し始めたのは1971年ですよ。彼らも、だいたい40年かけてここまで来てるわけですよ。当時は日本の政府は、これ領土問題、ほとんど気にしなかった、戯言だと思ったかどうかは別にして、ほとんど気にしなかったことが、30年40年の中国の、これ、世論戦と言います、世論戦の積み重ねでここまで来てるわけですね。で、今から30年40年後に、沖縄がどうなってるかということについて、私たちはほんとに今のまま放っておいて、責任を持つことはできないと思いますね」
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