「主権回復の日」政府式典の意義を考えてみた
2013.04.27 Saturday 03:23
くっくり
日の丸の掲揚も原則禁止され、当時の国際信号旗のE旗に基づいたこのような旗が代用されていました。
image[130426-02hata.jpeg]
[出典:「ニコニコ静画>Sinsei_Neoさんのイラスト]
これは現日本国憲法と共に制定されたもので、1949年1月1日にマッカーサーが日本の国旗の使用を自由とする旨の声明を発表するまで使用されました。
他に、たとえば、参議院議員の山谷えり子さんはこんな話をされています(チャンネル桜H25/3/7)。
「父は占領時代に国会担当の政治部記者でした。父や父の仲間の記者から当時のことを聞きましたが、マッカーサーのOKがないと本会議のベルも押せませんでした」
1952年4月28日を迎え、ようやく日本の製品に「MADE IN JAPAN」と表記できるようになりました。
また、マッカーサーの許可なしに国会も開けるようになりました。
1952年4月28日とは、日本にとってそういう大きな節目の日だったのです。
image[130426-04hinomaru.jpg]
4月28日、政府主催の「主権回復の日」式典が初めて開催されます。
3月12日の官房長官記者会見によれば、式典の主旨はこうです。
「サンフランシスコ講和条約の発効による日本の完全な主権回復、及び国際社会復帰60年の節目を記念をし、我が国による国際社会の平和と繁栄への責任ある貢献の意義を確認するとともに、これまでの経験と教訓をいかし、我が国の未来を切り拓いていく決意を確固としたものにするため、挙行する」
が、1952年4月28日は日本から沖縄が切り離された日であり、沖縄にとっては屈辱の日である、よって政府が「主権回復の日」式典を主催するなどとんでもないことだ……と、沖縄のメディアや一部沖縄県民、そして本土の左翼の方々は主張しています。
保守の中にも、ほぼ同じ理由で反対している方々がいるようです。
[7] beginning... [9] >>
comments (15)
trackbacks (1)
<< 「アンカー」『靖国・尖閣で関係悪化』のウソ!中韓のたくらみを後押しする日本の多数派メディア&硫黄島滑走路引きはがしで安倍さんの真意
佐藤新平少尉の御霊は靖国神社に今も居られます >>
[0] [top]