日本よ、これがスーチーだ

2013.04.22 Monday 19:52
くっくり


 あの広さなら何人でも入れ、合法的に集会が開けたろうに。

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 それに自宅軟禁という言葉の重みも消えた。
 2DKくらいの家にいるのかと思っていたら、庭でゴルフもでき、泳ぎも舟遊びもできる家だった。

 スーチーはこれで手の内を見せた。
 言い換えればミャンマー政府との対決は終わったということになる。
 事実、この春には国政の補欠選挙に立つことも明言している。

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 この変わり身は何か。
 ミャンマーは少し前まで支那の属領みたいだった。
 米英主導の経済制裁で痛めつけられ、つい支那にすがった。
 支那はすぐ発電所を作ったが、できた電気の9割は支那に送電し、ミャンマーは停電したまま。
 それでも国家破綻は免れた。
 支那はインド洋と結ぶパイプラインと鉄道もつくり、もはやこの国は支那のインド洋側の玄関になりつつあった。

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 そのミャンマーがイラワジ川に計画中の支那の巨大水力発電所に毅然と「待った」(11年9月3日)をかけた。
 今、支那の援助を断ったら野垂れ死にではないかと大方が思った。

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 今度ヒラリーが行って、ミャンマーがそこまで大胆に振る舞った理由がやっと分かった。
 支那をけん制するため、米国はとっくにミャンマーに接近し、ミャンマー側も英国植民地時代の遺恨を水に流し、支那と距離をもつことを約束していたのだ。

 スーチーの役目は終わった。
 それがあの庭のヒラリーとの会談だった。
 意味深い写真だった。

 ______________________________起こしここまで


 スーチー女史に対しては、実は西村眞悟さんも過去に何度か痛烈に批判をされています。

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