「アンカー」北がミサイルを“撃たない”理由&安倍・ケリー会談は北より中国
2013.04.18 Thursday 03:16
くっくり
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村西利恵
「総理は、ケリー国務長官に対して、『北朝鮮への新たな制裁に加わるべきだ』と要請しました」
青山繁晴
「内閣総理大臣ですから、あれこれ説明はしたわけじゃない。しかし、言葉は短かったけどもこの意味することは、けっこう重くてですね。これ、北朝鮮に対する制裁っていうのは、アメリカも当然加わってて、国連を舞台にして国際社会で行ってますね。その国連を、まとめて、北朝鮮に制裁を科してるのはもちろんアメリカが中心ですよ? しかし私たち日本は、たとえば私たちの国民を誘拐されてる拉致事件もあり、そして核の脅威に直接さらされる国ですから、独自の制裁をずっと行ってきましたね。安倍さんは、その独自の制裁をこれからも強化するっていうことを、にじませて、新たな、新たに強化される日本の独自の制裁に、日本だけやればいいんじゃなくて、アメリカ、あなたも加わるべきだと」
村西利恵
「はぁ、はぁ、はぁ…」
青山繁晴
「つまり、今の段階で、軍事演習を急に縮小してみせたり、あるいは、もう、いま耳タコになってる、世界中が、非核化を推進してくれるなら話しましょうってそんなことをやるんじゃなくて、制裁で行くべきだってことを、言ったんですね。これは今までの、北朝鮮をめぐっての日米のありとあらゆるレベルの会談で、ほとんどなかった、ことです。当然外務省の中には、異論があって、僕と電話で、夕べ、ボストンテロとは別個、怒鳴り合いになった人もいます」
山本浩之
「何で異論になるんですか?」
青山繁晴
「要するにその、外務省の、ま、融和派っていうか」
山本浩之
「ああー」
青山繁晴
「必ず、ま、世界中にいらっしゃいますけどね。そんな制裁強化しても、北がどんどん先鋭化するばっかりで、金正恩第1書記の真意も分からないうちから、そんなことを言う安倍総理は、軽率だと、ね」
山本浩之
「ほぅ〜」
青山繁晴
「おっしゃったんで、すみません、僕は思わず嫌味を言ってしまって、あなたはほんとに重厚ですねと」
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