「アンカー」北の軍事挑発で日本の危機とは&安倍総理が硫黄島に行く理由&白梅看護隊とお地蔵様盗難事件
2013.04.11 Thursday 04:13
くっくり
青山繁晴
「はい。えー、いち民間人の僕の話を入れて申し訳ないですけど、話の中身に関わるんであえて出しました。これは、立入禁止なんです、硫黄島は。僕のような民間人、普通の国民は入れないと。遺骨収集で入れる方いますけど、それも、今、映ってますが、この島の、限られたとこしか入れない」
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青山繁晴
「それを防衛省と交渉した結果、立入禁止の島ですが、1日、たった1日だけども完全に自由に歩ける時間をいただいて」
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青山繁晴
「こうやって地下壕にも入り、そしてそこで亡くなった方々が、一人も、自分のためや、自己の利益のために戦った人はいなくて、全て後世の私たちのために亡くなったのに、未だに取り残してるっていう放送を、この『アンカー』で初めていたしました。そして、そのあと何が起きたかというとですね、えー、安倍政権ってものができて、そして、この僕が硫黄島行った半年後、2007年の5月の28日、何が起きたかというと、松岡農水大臣が首をつったんです。ね。えー、すみません、首つったって言い方やめましょう、その、自決をなさったんですね。で、現職閣僚が自決なさるっていうのは日本の長い政治史でもほとんどないようなことですね。で、その翌日に、つまり5月の29日にたまたま当時の、第一次政権の安倍総理と、僕は、昼食会を2人だけでやることになってた。外交・安保の話を議論しましょうってことだったんです。僕は当然中止になると思いました。閣僚の自決があった、から。ところがご連絡があって、いや、こういう時だからこそ、冷静に外交・安保を考えたいから、予定通りやりますと言われて、僕は赴きまして、その話、『アンカー』でした、ですが、実は本当の中身言わなかった。本当はですね、外交・安保よりも、硫黄島の遺骨を、あなたが取り返すべきだ、たとえば、硫黄島(いおうじま)と、名前間違ってること、アメリカ軍が間違って呼んだことを戦争に負けたからといって、自分の島を間違って呼んでる、それも直して下さいって言ったら安倍さん、実はその時、大変不機嫌になられて、現職閣僚が自決した最中でも、外交・安保だけは冷静にやりたいと思って、専門家としてのあなたと話したのに、なぜ硫黄島の話が中心になるんだと言って、非常に機嫌悪く、その部屋を出て行かれたんですよ。ところがですね、その翌月、翌月に何が起きたかというと、その、硫黄島(いおうじま)と間違えて呼ばれてた、島の名前を、この安倍政権がある間に、硫黄島(いおうとう)に名称を戻した。つまり安倍さんは、ま、不機嫌ではあっても、不機嫌な理由、僕はよく分かります。よく理解できる。でも、根幹のところはですね、根幹の志はちゃんと受け止めてくれてたって分かったわけです。そのあと安倍さんは、無残な辞任をしましたね。そして福田政権を経て、麻生政権になって、麻生政権の時何が起きたかというと、防衛省が、つまり僕はこの間ずーっと防衛省とも、、いち民間人としてですけど交渉を続けてきたら、何と、事務次官の、当時の増田好平さんっていう人が、真っ正面から受け止めて、滑走路の下、硫黄島全体に遺骨ありますよ?それも誤解なきように。但し、大きな問題のひとつは、自衛隊機がこうやって降りてる、滑走路の下にご遺骨が、英霊がいらっしゃって、毎日毎日この瞬間もこうやって踏みつけにされてる。それは日本兵が悪者だと思い込んできたからじゃないですかという問題提起をいたしたところ、ただの官僚に見えた、増田事務次官が認めてくれて、調査費1億円、特に滑走路の下をちゃんとレーダーで調べられるっていう、1億円を計上してくれたんです(09/3/25放送分参照。余談ですが、この時スタジオではヤマヒロさんVS室井佑月氏のバトルに。室井氏が「滑走路を剥がすよりも、いま生きてる貧しい人にお金を回すべき」と発言したため)。その増田好平さん、何と日本版NSC、国家安全保障会議の、有識者会議の議員になって、僕と、この時以来久しぶりに再会を今、してますが、そのあと政権交代して、菅総理が硫黄島に行って下さったんですが、これも『アンカー』でしっかりやりましたね」
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