2013.03.18 Monday 02:00
くっくり
会場の国立キエフ工科大キャンパスでは黙とうの後、日本人の父とウクライナ人の母を持つ8歳の少女がバイオリンで「ふるさと」を演奏。ウクライナ人監督による大震災のドキュメンタリー映画も上映され、参加者は雪が降りしきる氷点下の屋外で、遠い日本に思いをはせた。
坂田東一駐ウクライナ大使は「チェルノブイリを経験したウクライナの人々は、原発事故の影響を受けた方々の気持ちを本当に理解できるのは、われわれだけという意識がある」と述べた。(共同)
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東日本大震災から2年となった11日、ローマのサンパウロ大聖堂で、イタリアの音楽家や被災地の岩手県と宮城県の高校生と大学生らが参加し、震災からの復興を祈念するコンサートが行われた。
イタリアの管弦楽団や同国在住の日本人オペラ歌手に加え、被災地の学生約20人が合唱団員として参加。約2千人の観客を前にモーツァルトの「レクイエム」などを演奏し、犠牲者の鎮魂と一日も早い復興を願う歌声が大聖堂に響き渡った。
大震災で被災した岩手県陸前高田市の県立高田高校2年、志田佳奈さん(17)は演奏後「こんなに観客が集まってくれて感謝の気持ちでいっぱい」と充実感を漂わせた。宮城県水産高校(同県石巻市)を今年卒業した佐々木大介さん(18)も「自分なりに気持ちを伝えられた」と笑顔を見せた。サンパウロ大聖堂では10日、宗教の垣根を越え、仏教関係者による犠牲者追悼の読経も行われた。(共同)
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【ワシントン=犬塚陽介】ケリー米国務長官は8日、東日本大震災の発生から2年となる11日を前に声明を発表し、日本人が悲劇を乗り越えるために示した「回復力と品位に世界が感嘆した」と称賛した。さらに、復興に向けて着実に進んでおり、米国も「役割を果たしていることをうれしく思う」と日米両国の強い絆を強調した。
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