【東日本大震災-12】外国人から見た日本と日本人(36)

2013.03.18 Monday 02:00
くっくり


【インドネシア】「絆」人文字でアピール、スマトラ被災地でも追悼(バンコク週報2013/03/12)
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 2004年のスマトラ沖地震による大津波の被災地、インドネシア・アチェ州バンダアチェ近郊の中学校で11日、発生から2年となった東日本大震災の犠牲者を追悼する式典が開かれた。女子生徒らが漢字の 「絆」の人文字を披露、被災地への連帯をアピールした。

 会場の中学校校庭に、直径約10メートルの真っ赤な「絆」の文字が浮かび上がった。ジルバブ(スカーフ)をかぶった制服姿の女子生徒約30人が、赤い布を高々と持ち上げる。傍らには日本とインドネシアの国旗が並べて掲げられた。

 式典には州政府や地元漁協の関係者、中高生ら計約600人が参加、震災犠牲者に黙とうをささげた。生徒らはこの日のために練習した日本語の歌を合唱。地元漁協のアジズ事務局長は「日本はアチェの再建に多大な貢献をしてくれた。両国の団結を強めていきたい」と話した。

 在メダン日本総領事館の浜田雄二総領事は式典で「大災害に遭ったアチェの人々と日本人は兄弟であり姉妹だ。手を携えて、共に進んでいこう」とあいさつした。バンダアチェ市は日本の被災地との交流を深めており、今月、市職員2人を研修生として宮城県東松島市に派遣した。

 04年の大津波ではインド洋沿岸諸国で計22万人以上が死亡した。アチェ州は最大の被災地で16万人以上が犠牲になり、インフラなどが壊滅的被害を受けた。

マレーシアの高校生が復興支援の清掃活動(デーリー東北2013/03/02 14:00)
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 東日本大震災を受けた外務省の青少年国際交流事業「キズナ強化プロジェクト」で、マレーシアの高校生98人が、2月27日から洋野町(注:岩手県)を訪れている。被災地を視察したり、復興支援の清掃活動に取り組んだりし、震災について理解を深めた。4日まで滞在し、農業体験や地元高校生との文化交流も行う。(川守田将和)

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