【東日本大震災-12】外国人から見た日本と日本人(36)

2013.03.18 Monday 02:00
くっくり


 東日本大震災から2年となった11日、日本から遠く離れたアフリカ大陸のエジプトでも、犠牲者を追悼するとともに、日本を激励しようという催しが開かれました。

 「ジャパンデー」と名付けられたこの催しは、エジプト北部の都市、アレクサンドリアで開かれ、日本語を学ぶ学生など日本とゆかりのあるエジプト人100人以上が集まりました。

 催しでは初めに、震災で犠牲になった人たちに、全員で1分間の黙とうをささげたあと、昭和59年のロサンゼルスオリンピックの決勝で山下泰裕さんと名勝負を演じたエジプトの柔道家、ラシュワンさんが日本への応援メッセージを読み上げました。

 この中でラシュワンさんは、「日本人は忍耐力がある。必ず再建するはずだ。復興の象徴として、被災地のアスリートたちの頑張りを期待している」と激励しました。会場では、復興が進む被災地の様子を紹介するビデオが流されたほか、震災直後にエジプトで行われた募金活動の様子などの写真がパネルで展示され、大勢の人たちが見入っていました。

 参加した人たちは、「日本の友人として被災した人たちのことを思っています」とか、「子供のころに暮らしたことがある日本の復興を応援しています」などと話し、日本に応援のメッセージを送っていました。

「前向いて」と南ア救助隊 訪日活動モチーフに新切手(産経2013.3.9 09:35)
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 東日本大震災後、宮城県内で行方不明者の捜索に当たった南アフリカの救助隊のシェール総隊長は8日、大震災から11日で2年となるのを前に「愛する家族を失った日本の被災者にお悔やみを申し上げる。前に向かって進んでほしい」と激励した。

 8日には、救助隊が日本で活動した時の様子をモチーフにした南アの新切手が公表された。

 シェール氏は共同通信に対し「(被災地で)インフラ再建も進んでいると聞いたが、日本人の勤勉さは知っており、驚いていない。ぜひ被災地を再訪したい」と語った。

 南アの救助隊は震災直後、宮城県石巻市や名取市などで活動した。(共同)


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