日本よ、これが朝日だ
2013.02.18 Monday 19:05
くっくり
しかも、検証記事で朝日新聞は、「私たちは、番組への賛否の視点で、この問題を扱ってきたのではありません。問うたのは、特定の政治家の影響で番組を改変することの是非であり、ひいては公共放送と政治との距離でした」と述べ、問題をすり替えました。
このあたりも「従軍慰安婦」と同じ。
その後、朝日新聞がつくった第三者委員会(「『NHK報道』委員会」)による、朝日新聞を擁護する報告を盾に、記者会見で秋山社長が「これで幕引きにしたい」と一方的に宣言しました。
これには主要紙が「事実解明なしで新聞社ですか」(毎日)、「裏付けのない報道は訂正が筋だ」(読売)、「幕引きにならぬ朝日の説明」(日経)、「なぜ潔く訂正できないか」(産経)と社説で一斉に反発しました。
「小朝日」の毎日新聞にすら、そっぽを向かれてしまったという。
この「『NHK報道』委員会」にあの丹羽宇一郎氏が噛んでいたことを、私はすっかり忘れてました。というか、当時はまだ丹羽氏のことを全然知らなかったんです。
調べてみたら、丹羽氏以外のメンバーもひどいもんです(肩書きは当時)。
・元共同通信編集主幹の原寿雄氏
・前日弁連会長の本林徹氏
・東大教授の長谷部恭男氏
原寿雄氏は、「九条の会」傘下の「マスコミ九条の会」呼びかけ人です。
本林徹氏は、もうその肩書きだけであっち系の匂いがプンプンなんですが、たとえばこの人が会長やってた時に日弁連は、関東大震災直後の「朝鮮人虐殺」が重大な人権侵害だったとして、国の責任を認め被害者や遺族に謝罪するよう求める勧告書を小泉純一郎首相にあてに提出するなどしています(毎日新聞2003年8月26日付)。
長谷部恭男氏は憲法学者。憲法9条の改正は不要であり、憲法9条を含む現下の憲法改正の企ては「無駄で非生産的」なものと主張しています(「論座」2005年6月号)。
てなわけで、「『NHK報道』委員会」は揃いも揃って左翼ばかり。
しかも全員が当時、朝日新聞の「身内」でした。
丹羽氏は、朝日新聞の「紙面審議会」の委員。
原氏、本林氏、長谷部氏の3人は、朝日新聞の「報道と人権委員会」委員。
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