「アンカー」レーダー照射は民主党政権時代にも…中国の罠に備えよ!&和歌山県のメタハイ調査報告

2013.02.07 Thursday 02:17
くっくり



村西利恵
「はい。尖閣諸島をめぐる歴史、です」

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青山繁晴
「はい。で、これはですね、この歴史の中に、これ今まで『アンカー』でやった歴史なんですが、中国にとって、その、致命的な、問題があるんですね、中国にとって。それはですね、まず振り返りますと、1895年に、その、日本政府はまず尖閣諸島のあたりを、綿密に調査し、そしてさらに清国、つまり当時の中国ですね、中国にも、領有権の主張がないことを確認した上で、その、きちんと目に見えるように閣議決定をして、尖閣諸島を日本領土に編入して、国際社会に通知したわけです。で、この明確な歴史がありますから、そのあと日本が戦争に負けるってことはありましたけど、戦争に負けたあと、1945年に戦争に負けて、7年後の1952年にサンフランシスコ講和条約が発効して、日本は現在のように独立、国家主権を回復しました。しましたが、この条約の中にですね、えー、趣旨としては、尖閣諸島、尖閣諸島を含めた、その、この、南西諸島は、日本のものであるけれども、その、ここ以外は、その日本の独立を許すけれども、この南西諸島については、日本の領土だけれども、しばらくの間、アメリカが施政下に置くと、いうことをこの条約には盛り込んでたわけですね。だから、中国は、この3年前に国ができてたんです、今の中華人民共和国、1949年にですね。だから当然、ちょっと待ってくれと言わなきゃいけない。この条約には入ってませんけれども、しかし、中華人民共和国はこの条約には入ってないけれども、しかし、その条約の条文にある尖閣諸島が自分のもんだと当時から思ってるんであれば、当然ちょっと待ってくれって苦情は言わなきゃいけないけど、何にも言わなかったわけですよ。そして、何と10数年が過ぎて、1960年代の終わりになって国連が、やがて、石油とか天然ガスが、特に石油は枯渇すると思って、全地球を調査したら、この尖閣諸島の下だけ有望なのがあって、石油や天然ガス、が埋蔵されてる可能性が高いと発表したら、突然中国の態度が変わり出して、そして1971年になって、台湾を含め、中国は急に、尖閣諸島は昔から中国のものだったってことを言い始めたわけですね。ということは逆に見たらですね、要するにここまでは、この赤で書いてあるここまでは、1960年代の終わりまでは、領有権を主張したこともなければ、それどころか関心もなかったってのは明々白々で、これは歴史を帳消しにできないから、致命的な弱点なんですね。中国側にとっての。ところがですよ、それはそれとして、今、領土問題、あるいは紛争、あるいは係争があるんだと、認めた瞬間に、日本が認めた瞬間にどうなるかというと、こうなるわけです」

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