「アンカー」中国が尖閣挑発を正当化する根拠は『敵国条項』&安倍政権にすり寄るロシアと北朝鮮

2013.01.17 Thursday 03:01
くっくり



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村西利恵
「United Nations、日本では国際連合と訳していますが」

青山繁晴
「はい。これあの、村西さんも僕も、ま、世代は違っても、敗戦後の教育はみな同じで、第二次世界大戦、本当にたくさんの人命を失ったから、人類はそれに学んで、もはや、敵も味方もなく、一緒に平和を目指すという、美しい、ま、理念としては美しい新しい組織を作りました。それを、United Nationsと呼んでいて、世界共通語である英語で、そしてこれは国際連合っていう新しい組織なんですと、新しいものが生まれたと、教わったんですね。これは、史実に反します。はっきり言うと、嘘です。本当は、どうかと言うと、こうです」

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村西利恵
「中国では、●(れん)合国と、呼んでいると」(●=耳ヘンに关)

青山繁晴
「はい。これ、この『●(れん)』というのは、いま中国で使っているこの『連』という字なんですが、連合国って聞いていただくと、第二次世界大戦当時に、アメリカとかイギリスとかフランスとか、中国の側が連合国で、日本とかドイツ、結果的に負けた側が、枢軸国と、我々が呼ばれてただけですけれども、連合国は自分でそう呼んでたわけですね(一同同意)。もちろんAllied Powersっていうその軍事的な言葉もあるんですが、基本的に連合国っていうのは当時から、United Nationsと、呼んでいたんですよ。で、いま国連本部のビルが、これ写ってますけど、僕これふだんから大学の授業とか、近畿大学の授業とか講演会ではよく問題提起するんですけど、ぜひ、ニューヨークに遊びに行かれたり、あるいは仕事で行かれたついでにちょっとでいい、10分でいいから国連本部へ寄っていただけませんかと。で、アポなしで、下のロビーは、あの、誰でも入れますから、ロビーに入っていただくと、United Nationsを各国語に訳した訳語が並んでるんですよ。中国だけじゃなくて、基本的に、大半、ほとんどの国が、連合国と訳してるわけです。なぜかというと、戦争が終わって新しい組織ができたんじゃなくて、勝った側が負けた側を永久に支配できるような、仕組みを続けましたと、作り直しましたと、強化しましたってことだから、連合国と訳してて、日本だけが、実は国際連合と、あえて違う訳を作ってしまって、だから僕たちがずっと、事実を誤認させられてきたってことなんですね」

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