第2次安倍政権発足!「戦後レジーム」脱却への再スタート
2012.12.27 Thursday 02:21
くっくり
在日米軍基地問題などで沖縄の事情に通じた岸田さんを外相に抜擢することで、普天間移設問題や沖縄の負担軽減についても前進を図る狙いがあるとみられる。
……ということだそうです。
今朝(26日)の「とくダネ!」だったと思うのですが、時事通信の田崎史郎氏(この人は他の政治評論家に比べればわりとマシだと思う)が、「岸田さんは沖縄県の仲井真知事から信頼を寄せられている。外交の実績はないが能力は高い」という趣旨のコメントをしていました。
その後の報道を見ますと、安倍さんは内閣官房参与に谷内正太郎元外務事務次官を起用し、岸田さんのサポートを任せるようです。
つまり、安倍さんは官邸主導の外交を目指しているということですね。
谷内さんは第1次安倍政権で麻生外相(当時)が唱えたインドなど民主主義国との連携を深める「自由と繁栄の弧」構想を中心となって策定した人で、それなりに信頼できる人だと思います。
あと、毎日新聞2012年12月26日19時52分その他の報道によれば、小泉元首相の秘書官を務めた飯島勲さんも内閣官房参与に起用されるそうです。確かにこの人は官邸の「重し」になりそうですね。
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第2次安倍内閣の布陣を見て、支那や韓国は早くも警戒しているようです。
ま、彼らが警戒する内閣=日本の国益に叶う内閣、だから別にいいんですけどね(^_^;
例えば、支那メディアは防衛大臣に就任した小野寺五典さんを「尖閣で強硬派」と伝えています。
これは、小野寺さんが2010年、グーグルマップで尖閣諸島の魚釣島について支那側の呼称が併記され、領有権問題が存在するかの如くになっていることを指摘、Googleの日本法人を訪れて支那側表記の削除を要求したことに由来しているようです。
また、韓国メディアは、特に2011年に鬱陵島の「独島博物館」を視察しようとして韓国側が入国拒否した新藤さんと稲田さんが入閣したことに脊髄反射、「鬱陵島訪問騒動をもたらした極右政治家2人を閣僚に起用」(騒動にしたんはそっちやろ!(-.-#))あるいは「島の狙撃手が2人入閣」てな見出しで伝えています。
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