「青山繁晴のインサイドSHOCK」安倍新政権の外交政策の焦点は?竹島の日政府主催式典の見送り方針についても
2012.12.26 Wednesday 15:20
くっくり
そしてその人がおっしゃったのは、今の中国ははっきり言って万事めちゃくちゃであると。
しかし韓国とは、竹島と慰安婦という個別の問題があるだけで、そこは仕分けたいと。
中国に対峙するために安倍政権としては、日米韓で連携すべきはする、ということでやっていきたいんだと。
こういうことを考えると、やはりひとつの物事を仕上げるためには、中曽根政権5年間、小泉政権5年半、それぞれの政権の成したことに批判もあるだろうが、少なくともひとつの政権が何かをやろうとしたら5年かかるのが日本であって、しっかり冷静に有権者は自分の意見を踏まえながら安倍政権に向かい合いたい】
つまり、竹島の日政府主催式典の見送り方針は、韓国に遠慮したというよりもむしろアメリカへの配慮であると。なぜなら、日米韓の連携がないと、むちゃくちゃな中国に対峙していけないからだと。
拙記事12/12付:竹島の日政府式典見送り?で保守が動揺…優先順位を現実的に考えてみたにいただいたコメントの中にも、同じようなお考えの方が複数おられたと思います(私は日米は対中の前に、まず対北を考えてるんじゃないかという考えでしたが)。
となると、この日の記事で私が紹介した「腰抜け外務省」さんの、
「最近の尖閣問題へのアメリカの日本への肩入れは、若干度を越えたものを感じる」
「バーターとして米国としては、対中、対北フォーメーションとして、日米韓の協力関係の緊密化を狙っているのでは?」
「韓国にも同様の圧力が掛かっているのでは?」
という見立ても、現実味を増してきたように思えます。
ちなみに、竹島の日政府主催式典について私の考えは、この日書いたように、「今の国内情勢、また日本を取り巻く国際情勢を客観的に見れば、来年すぐにこれを実現できなくても致し方ない」です。
私は青山さんとは核保有などいろいろな点で考え方が違いますが、ここでもちょっと考え方が違うな〜という感じです。
さて、先ほど、衆参両院の本会議にて首相指名選挙が行われました。
参議院は決選投票にもつれ込んだので少し時間がかかりましたが、今さっき安倍さんが選出されました。
これで安倍さんが第96代内閣総理大臣に決定しました。
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