【拡散】ウイグル人亡命者の強制送還をやめるよう、アジア各国へ日本国政府からの働きかけを求める請願(署名)にご協力を

2012.12.24 Monday 17:50
くっくり


 [画像は外務省サイトより、2010年3月18日、岡田外務大臣(当時)を表敬した程永華駐日大使]

 今年5月の「世界ウイグル会議」東京大会の開催については、北京政府が何とか阻止しようと様々な圧力を日本政府にかけてきました。

 また、程永華駐日大使は、与野党の国会議員100人超に、5月8日付で同会議の開催を容認したことを抗議するだけでなく、ラビア・カーディル総裁との接触を避けるよう要請してきました。

 その文面はまるで属国に命令するような口調で、このように書いてありました。

 「『チベット独立』勢力を支持せず、舞台を提供せず、いかなる形でも接触しないことを希望する」
 「日本政府が(世界ウイグル会議開催)を認めれば、中国の安定と安全利益を損なうだけでなく、日本自身の安全にも害がある」

 これには自民党の古屋圭司衆議院議員はじめ、多くの議員が「脅迫状ともいうべき文章だ」と激怒し、議員連盟で中国大使に抗議文を提出しました(古屋圭司議員のブログ5/18付を参照)。

 その後どうなったかというと、民主党の福島伸享衆議院議員(当時。先の衆院選で残念ながら落選)によれば、返事がないので中国大使館に乗り込み、「このような失礼な文書は送るべきでない」という抗議の意思を伝えたものの、相手は中国の正当性を延々喋るだけだったそうです。

 それよりも深刻なのは、国会議員の中には、抗議文が来ていることすら興味がないという人がたくさんいたことです。驚くべきことに、文面を読んでも「そんなに腹立たしいことなの?」という人までいたそうです!(「WiLL」2012年10月号)。

 この件についての記事まとめはこちらを。

 こうした北京政府の姿勢に外務省が臆したのか、ラビア女史へのビザ発給が決定したのは期限ぎりぎりでした。

image[1212-11yasukuni.JPG]

 [5月14日、靖国神社を参拝したラビア女史は、「この神社に祀られている人達は、国を守るために戦った戦士であり、日本民族の英雄です。祖国のために命を落とした人々に敬意を払うのは、イスラム教徒の私達も変わりはありません。しかし、私達ウイグル人には、祖国のために殉じた人達を弔う慰霊碑を建立することも禁じられています」と語りました]

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