【拡散】ウイグル人亡命者の強制送還をやめるよう、アジア各国へ日本国政府からの働きかけを求める請願(署名)にご協力を

2012.12.24 Monday 17:50
くっくり


 [画像はYouTubeより2009年6月26日、中国広東省で起きたウイグル人労働者襲撃事件。一人の漢人が失業した腹いせにネットにデマを流したことで、漢民族がウイグル人を襲撃し大規模な衝突事件に発展しました]

■中国共産党の内部抗争の激化がウイグルに及ぼす影響は?

 「政府のコントロールがきかなくなり、無政府状態になる可能性もなきにしもあらずです。とはいえ中国は容易にはウイグルを手放さないでしょう。中国にとっての領土とは国際法が定めたものではなく、自分達が欲しい土地、すべて中国の領土ということなのですから」

image[1212-08chou.jpg]

 [ウイグル自治区書記の張春賢。画像は真シルクロードさまから拝借]

■ウイグル自治区書記異動で事態はさらに悪化

 「2010年4月、我が民族の血で両手をいっぱいに濡らした王楽泉ウイグル自治区書記が中央政府に異動し、後任に張春賢*2がウイグルに赴任しました*3。そのとき、我々は新人に期待したのですが、結果は逆でした。彼は赴任するや否や、18歳から25歳の子供たちに死刑判決を下し、次々と処刑しているのです。中国政府の政策は、“殺したいときに殺す”“殴りたいときに殴る”“頭をさげろと言ったとき、頭を下げなければならない”。つまり、“政策に従わないと命がない”という政策を我が民族にとっているのです。
 今回、世界ウイグル会議で話し合った戦略は、すべてを明かすことは不可能ですが、その一部はウイグル自治区に住む人達に伝えようと思います。しかし非常に困難です。電話は盗聴され、メールも検閲されています。パスワードなど一週間に一度は変えているにもかかわらず、亡命先のアメリカの自宅での会話が、その直後にウェブに掲載され驚かされたことも多々あります」

 *2 「正論」記事では「張春堅」とありますが、ネットの報道等で調べたところでは「張春賢」が正しいようです。なお、この交代人事は2009年に発生した暴動の責任をとらされた王楽泉の事実上の更迭とみられます。

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