人権委員会設置法案(人権救済法案)国会提出!推進派の狙いは「小さく生んで大きく育てる」
2012.11.10 Saturday 02:06
くっくり
それにしても解せないのは、何でこのタイミングで?ということです。
この法案には民主党も一枚岩ではありません。
少数ながら法案に反対の議員(保守派)も存在しています。
離党者が相次ぎ、衆院過半数割れ目前の今の野田政権が、さらなる離党者を出しかねないこの法案をなぜ提出するに至ったのか?
しかも、8日夜から9日朝あたりにかけてでしょうか、永田町では急激に解散風が吹き始めました。
「野田首相がTPPの交渉参加を表明し、直後に衆院解散に踏み切ることを検討している」という報道まで出てきて、政局は非常に流動的になっています。
このタイミングでの法案提出というのは、ある意味、民主党内の人権派や、人権団体に対する、「やれることはやりましたよ」的なアピールに過ぎないのかも?
つまり野田政権は本気で法案を通す気はないのかも?
……と思ったりもします。
が、楽観論は禁物です。
政治は一寸先は闇、ましてや政権末期ですから何が起こってもおかしくありません。
野党にも、公明党のように法案に賛成の立場の党もいますし、最大級に警戒しないといけないと思います。
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(画像は12/9/27放送「アンカー」より)
今さら言うまでもないことですが、この法案は本当にヤバイです。
「人権侵害」の規定があいまい、人権委員会に独立した強力な権限を持たせすぎ(内閣・国会も民主的なコントロールができない)、国籍条項がないetc。
しかも、9月19日に閣議決定された人権救済設置法案及び人権擁護委員法改正(改悪)案は、以前のものに比べて、いくつもの改悪が施されています。
詳しくは、当時のまとめをご覧下さい。
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