「アンカー」5年前から言ってるのに何を今さら?『メタンハイドレート日本海で発見』報道の真相
2012.11.01 Thursday 01:42
くっくり
青山繁晴
「はい。だから、番組の視聴者の方々、これは実は近畿だけじゃなくて北海道から沖縄までいただきました、あるいは海外の方からもいただいたけど、ま、この『発見』っていうのに皆さんびっくりしたわけですよね(一同同意)。で、これはNHKはたまたま例に出しただけであって、その、全国紙も多くが、このように」
山本浩之
「そうですね」
青山繁晴
「日本海にもメタンハイドレートがあることが新たに分かったという趣旨にしか受け取れない、報道をやったんですね。ところがですよ、皆さんたとえばこの雑誌、ちょっと見ていただけますか?ちょっと映して下さいね、大きく」
image[121031-05zassi1.jpg]
青山繁晴
「これ、地学雑誌って書いてますが、これは文字どおり、地質学の専門誌です。これは一般雑誌じゃなくて、本当の、権威のある、学会誌ですが、これ日付見ていただくと、映ります? 日付、2009年ですね。で、この表紙に、表紙に写ってるものはこれ日本海のメタンハイドレートの塊です。ね」
image[121031-06zassi2.jpg]
一同
「ああー、へぇー…」
青山繁晴
「これはあの、世界に実は衝撃を与えた写真でもあるんですが、あの、私たちと、あるいはたとえば東京海洋大学、東大、そういう所が一緒にやって、これはすでにたとえば2009年で、学会雑誌の表紙にもなってるのに、今さら、何で新発見だと、みんなが、皆さんがびっくりするのは当然のことなんですね。で、あの、いただいたメールとか書き込みは、山のように来ましたが、でも、2つにだいたい分かれてて、1つは、これおかしいじゃないかと。功名心に駆られた学者が、勝手に新発見にしてしまったんじゃないかという、疑念を、あるいは、その、何ていうか悲しみも含めてね、こんなことあっていいのかと。その、『アンカー』の放送内容も含めて、こういうことが無視されていいのかっていう、怒りや疑念のメールと、それから、もう1つは、いやいや、青山さんが『アンカー』で声を枯らして、今日も枯れてますけど、声を枯らして言ってきたことが、5年ぐらいかかってようやく、こうやってNHKの全国ニュースでもやるようになったんだから、前進ですよね?と。期待を持っていいんですねっていうメールと2つに分かれてるんですよね。これ実は結論から言うと、両方正しいんです。で、まずは、疑問点についてはっきり遠慮なく言わざるを得ません。それを見ていただくには分かりやすい、画像があるんです。ちょっと出していただけますか」
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