「アンカー」5年前から言ってるのに何を今さら?『メタンハイドレート日本海で発見』報道の真相

2012.11.01 Thursday 01:42
くっくり



村西利恵
「燃える氷と言われますよね」

青山繁晴
「そうです。文字どおり、これあの、氷、あるいはドライアイスみたいな感じなんですね、実物はね。で、それ、これけっこう赤く見えてるけど本当はもっと青い炎で、あの、ボッと燃えるんですね。で、このメタンハイドレートのもうひとつの特徴っていうのは、あの、地震が起きる、日本のような国の海の底でできる。皆さん思い出していただくと、今、原発ほとんど止まってますから、このスタジオの電気も、火力発電を中心に、この電気を起こしてるわけですが、その元になってるたとえば天然ガス、今、カタールからものすごい高い値段で買ってるわけですね。だから、関西電力の電力料金値上げってことも今、起きつつあるわけですよね。で、カタールで、例えば、できた天然ガスを日本がたくさん買ってるってことは、今までのタイプの、旧来型の天然ガスとかあるいは石油は、地震の起きない所、カタールをはじめ中東地域ってのは地震がほとんど起きませんから。だから、今までの常識だと、地震の起きない国では資源も獲れる。日本のように、長年地震に苦しんできた国は、資源もないと。ところが、このメタンハイドレートだけは逆さまで、むしろ地震の起きる所で獲れる新しい天然ガス。従って、これが、これを人類が発見したのは今からだいたい14〜15年ぐらい前ですが、どこにあるかの前に、メタンハイドレートそのものに気がついたのは14〜15年前ですが、当時から日本が注目されてたわけです、世界でですね。で、従って、あの、今まで国民あまり知らなかったけれども、実はもう10数年前から、当時もちろん自民党政権ですけど、日本政府は、この調査を始めました。で、調査を始めたのは、実は日本海は全く触らずに、まず、太平洋側から始めたんですね。それどうしてかというと、皆さんこの大阪を考えていただくと、南海大地震ってのを心配されてる方多いですよね。で、南海地震っていうのは、その、紀伊半島の南、紀伊半島の向こうの海、あるいは四国の向こうの海、そのあたりで地震が起きると。ま、これちょっと出てないけど、(モニター画像の地図示して)ま、このあたりですよね、紀伊半島があって四国ですから、このあたりで地震が起きる。そのあたりを南海トラフっていうんですが、そこで調べ始めたんですよ。で、それ自体は実は正しいんですよね。つまり地震が起きる所で、生まれるメタンハイドレートだから。そして実際に、メタンハイドレートありましたが、実は海底の泥の中に砂と一緒に混じり合ってるから、なかなか取り出しにくい。ところが、その後に分かった日本海のほうは、こういう塊になってるから、このコーナーでもずっと、日本海側をまず先にやって、取り出しにくい太平洋側へのいい刺激にもしましょうって言ってきたわけです。そしてですね、じゃあ、そういうことをこの『アンカー』でたとえば5年も前から提案しながら、なぜ政府はずっと今まで日本海側をやらなかったのかと。それ、なかなか分からないよってメールもいただいたんで、今回もう一度整理しました。はい、出して下さい」

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