「アンカー」中国による日本の土地購入問題で有本香さんの発言
2012.10.15 Monday 00:22
くっくり
チベット文化研究所名誉所長のペマ・ギャルポ氏が月刊誌『教育再生』に巻頭言を寄せている。「中国の侵略主義に対抗する政策」という、領土問題での日本人へのアドバイスである。中でも興味深いのは、領土や主権に対する日本人と中国人の意識の違いだ。
▼中国では徹底した領土拡張主義の教育が浸透し、自信を持って自国の理屈を唱える。これに対し日本は、専門家でさえも他人事のように自国の主権に関わる問題を語る。しかも「恥ずかしくなるくらいに地球市民を気取っているのが情けない」と述べる。
▼見事なご指摘と感心ばかりしてはおれない。専門家どころか、外相経験者の前原誠司国家戦略担当相までが領土問題を「他人事」と見ているようだからだ。民放の番組収録で、石原慎太郎東京都知事の尖閣購入計画を批判したという発言からそう思えた。(以下略)
尖閣諸島や竹島をめぐる報道に接する機会が増えたことで、日本国民の「領土」「領海」に対する意識は以前に比べれば少しは高まったと思いますが、「土地」に関してはまだまだ無頓着ですよね。
鈴木哲夫さんの「(中国にとって土地は)安全保障の手段であったりツールであったり、もっと過激に言えば、武器」という指摘や、有本香さんがある国会議員(誰でしょう?)の言葉として引いた「土地を買われたら、そこを実効支配されてしまうのと同じ」という指摘を、私たち国民は重く受け止めるべきでしょう。
もっとも国民より先に、まず政治や行政にしっかり受け止めてもらわないといけないことですが……(T_T)
有本香さん、このままずっと「アンカー」にレギュラー出演されればいいのに(^_^;
10月から新たに火曜のレギュラーコメンテーターになった鈴木哲夫さんは、レギュラーになる前にゲストとして何度か「アンカー」に出演済みですが、ここまで私の見たところではいまいちな印象なので……。
というか、この人の立ち位置がまだよく分からないんです。
レギュラーとして最初に出演した日(10月2日)は、鳩山由紀夫氏と小沢一郎氏の単独インタビューを何だかすごく嬉しそうにされてました。
但し、政治のニュースでコメントを求められるたびに「早く解散総選挙をやれ」と言われてるので、反野田なのは間違いないと思います。
[7] << [9] >>
comments (5)
trackbacks (0)
<< 女性宮家創設めぐるパブリックコメントはそれでも送っておくべき
【お知らせ】ツイートボタン設置(今度は本館です) >>
[0] [top]