「アンカー」既得権益との戦いに刀折れ矢尽きた…次世代には苦闘をさせるな!

2012.10.11 Thursday 02:39
くっくり



山本浩之
「民間ですもんね」

青山繁晴
「はい。その、青山千春博士が何て答えたかというと、社長、何言ってるんですかと。これ、誰でも使える安い技術だから、中国・韓国は必ず使いますと。で、使いながら、日本に対して、日本は戦争責任があるんだから、日本は使うなってことをきっと言ってくるでしょうと。それを阻むために、つまりうちの研究所が独占するために、あるいは日本が独占するためにやるんじゃなくて、世界で使える技術だけど、日本が最後の最後まで使えるように、するために特許を取ったんで、祖国のために取ったんですと言われたんですよ」

山本浩之
「はあー」

青山繁晴
「いや、言ったんです。すみません、今の敬語、間違いです。言ったんです。従って、その、山中先生が、志とおっしゃってる、志としておっしゃった、公のための特許っていうのを、実は、日本では実践してるんですけれども、これに対して、例えば、つい先日名古屋で講演した時に、名古屋のけっこう著名な経済人から噛みつかれまして、激しく非難されて、そんな、取れるお金を取らないから、メタンハイドレートの開発が進まないんだと。そんなのさっさと取りゃいいんだと言ってですね、ま、罵倒されたんですね。で、その罵倒されたことを恨むんじゃなくて、僕それ実はよく分かるんですよ。つまり、そういう、今までの思い込み、つまり例えば会社だったらもう利益だけで、その、アメリカナイズドされた考え方で、本来の日本はそうじゃないです、民間人の集まりであってもみんなのために、祖国のために生きる生き方ってあるんですよ。だから今までの生き方、思い込みを変えることによって、えー、実は、えー、日本の未来も開けると思ってるんですけれども。実は少しマシになってきた面があります。はい、出して下さい」

image[121010-11mae.jpg]

村西利恵
「前原誠司国家戦略担当大臣は今月1日の就任会見で、『特に、メタンハイドレートを最優先に、商業化への取り組みを進めている』と話しました」

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