「アンカー」既得権益との戦いに刀折れ矢尽きた…次世代には苦闘をさせるな!

2012.10.11 Thursday 02:39
くっくり


 どうすればいいのか、いま独研の内部で議論しています」

 すると、「寄付の話が進んでいて、嬉しい。早く振り込みたい」という素晴らしい積極的な書き込みをいただきました。


▼その志、ほんとうに嬉しく思います。
 ただ、この一文の真意は「寄付を受け入れるのかどうかをはじめ、どうすればいいのか、独研内で議論しています」ということです。
 寄付を受け入れると決めたわけでは、全くありません。

 独研が株式会社であるのは、自分たちの食い扶持(ぶち)をすべて自分で稼ぎ、常に、誰にも遠慮することなく一切のタブーなく研究し、調査し、国民を護るための実務に携わるためです。
 坂本龍馬さんが、亀山社中を、日本最初の民間会社として設立したのと、基本的に同じ考えです。

 なにも利害関係のない一般の国民のかたがたから、祖国の希望のために寄付をいただくのは、たとえば補助金を受けたり云々とはまるで違うことは、もちろんよく分かっています。
 同時に、「すべてみずからフェアに賄うから、誰にも、いつまでも遠慮する必要がない」というのは、独研が独研たるゆえん、日本初の独立系シンクタンクであることそのものですから、ここは、じっくり考えさせてください。

 ブログではこれ以降、寄付について触れられていません。現在も「考え中」なのでしょうか。

 というか、ここで述べておられる理念に則れば、民間からの支援は逆に青山さんや独立総合研究所の活動の足かせになる危険性も否定できないのではないでしょうか。

 もっとも今回の放送を見た視聴者の方々から「寄付したい」といった声が噴出することは容易に想像がつくので、それに背中を押される形で、独研として何らかの動きに出てくる可能性はあるかもしれません。

 もし独研が寄付などを受け付けることになったら、もちろんその時は私も協力したいと思っています。


 この日の「アンカー」では他に以下のニュースで青山さんの解説がありました。

・阪神・金本選手引退
・ノーベル賞受賞の山中伸弥教授に山本浩之がインタビュー
・IMF総会・中国人民銀総裁がドタキャン

 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言については、誰にも手渡してはならない自由意志さんが後日文字起こしして下さると思うので、そちらをご覧下さい。

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