「アンカー」既得権益との戦いに刀折れ矢尽きた…次世代には苦闘をさせるな!

2012.10.11 Thursday 02:39
くっくり



山本浩之
「実費って、その、経費のことですか?」

青山繁晴
「経費ですよ」

村西利恵
「調査に出す、例えば船のお金とか、そういうことですよね?」

青山繁晴
「ええ、そうです。それも、それも、その、あなたの研究所で出すんですねと(笑)。これは、あの、僕はさすがにここまでは実は予想してなかったんですよ。これあの、これは何て言いますかもう、社会常識の範囲内ですから」

山本浩之
「ええ」

青山繁晴
「ところがそこで悪戦苦闘してて、そして、あの、じゃあ悪戦苦闘して色々交渉してるうちに予算、案みたいなもんが出てくるんですが、全然実費に足りないんですよ。つまり、その、私たちの小さな研究所が莫大な赤字を、今後ずーっとその、引き受けるっていう前提で作られるわけですね」

山本浩之
「そんな馬鹿なことはあるんですか」

青山繁晴
「で、これは、但し、もう一回申しますが、特定の県のこと言ってるんじゃなくて、それから京都府とはまだそんな話し合いまでまだ言ってません。だけども、この気分はよく分かるんですよ。つまり、なるべく新しいことやりたくない。それから、例えば中央省庁と対立続けてきた、その、独立総合研究所と、なるべく連携しないほうが、知事は、知事はやがて替わるかもしれないけど、現場の人たちは何十年、同じとこで働くかもしれないんですからね」

山本浩之
「はあー…」

青山繁晴
「だから非難してませんが、しかしそういうことやってる限りは、つまり私たちは社員20人のちっちゃな研究所ですから、もうもたないです、はっきり言うと。だから言葉はきれいでも、これ以上できないっていうのが、僕たちの正直な気持ちなんですよ。従って、あの、ここを超えていかないと、もう一度申しますが誰かが悪いって話をしてるんじゃなくて、みんなが今までの思い込みを捨てていくこと、ね、利益を追求しないっていうのは、その、実行予算はちゃんと立てるってことは別だってこともちゃんと分かっていただかなきゃいけないんですね。で、その上で日本には実はもうひとつ新しい動き、ありますね。はい、出して下さい」

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