「約束の日-安倍晋三試論」安倍政権のあの叩かれ方は何だったのか?

2012.09.17 Monday 23:43
くっくり


 巷では未だに安倍さんの健康不安説が取り沙汰されているようですが、安倍さんを襲った難病・潰瘍性大腸炎が、その後、画期的な新薬が日本で承認されたことによってめざましく改善されたことは、拙ブログの読者様であればご承知でしょう。

 日本は今、内外に多くの課題を抱えています。

 特に、尖閣諸島や竹島の問題、また小泉訪朝から10年を迎え停滞する拉致問題に代表されるように、主権・外交・安全保障は待ったなしの状況です。

 この国難に立ち向かえるのは安倍さんしかいないと、私は確信しています。

 しかしながら、もし本当に安倍さんが再び日本のトップに立つ日が来たとして、私たちは「今までどおりの私たち」で良いのでしょうか?

 答えは「否」です。

 小川さんは最後の章で、こう述べています。
 私がこの本で最も心を震わせた箇所です。

【もし、安倍が、自分の語りかけた未完の物語を本当に語り直す決意をした時、もう一度、あの命懸けの激しい政治闘争の「濁流」に飛び込む覚悟を決めた時、心ある日本人の誰が傍観していられるだろう。

 各々、自分の何か大切なものを差し出しもせずに、安倍に向かって、あの激烈な戦いを再び戦えなどと注文することができようか。

〈中略〉次の安倍政権は、安倍の戦いではなく、心ある全日本人の戦いでなければならぬ。

 各々が、安倍の戦いの障害をそれぞれの立場で取り除き、前回、安倍とそのチームだけでは完遂できなかった「戦後レジームからの脱却」を実現せねばならぬ。

(p.209-210)】

 自民党総裁選は今のところ安倍さんには不利な状況のようですが、どうか国会議員や党員の方々が日本の真の国益と真摯に向き合い、賢明な選択をされることを祈っています。

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※安倍さん関連の動画紹介
ももっくまの1分でわかる政治の話 〜安倍晋三 イントロ編〜
ももっくまの1分でわかる政治の話 〜安倍晋三 教育編〜
ももっくまの1分でわかる政治の話 〜安倍晋三 防衛省編〜

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