「約束の日-安倍晋三試論」安倍政権のあの叩かれ方は何だったのか?

2012.09.17 Monday 23:43
くっくり


 唯一安倍さんがね、総理になった時にね、総理官邸に、公邸にね、何人かの人を呼んだ時に、私も呼んだわけ。で、私を総理官邸に入れるってことはみんなやっぱりびびることだし、外務省は絶対に反対だし、周りも全部反対だけど、僕は気にしないとおっしゃった。
 だからね、ずーっと長年見ててね、もう一度総理大臣になってほしいっていうのは、安倍さん以外にありません」

 ちなみにこの日の「委員会」では、「第1回国民的新総理コンテスト」と銘打ち、パネラー・司会の辛坊治郎さん・最高顧問の三宅久之さん計10名による投票が行われたのですが、安倍さんが堂々の第1位でした。

 (安倍さんの他にエントリーされていたのは小泉進次郎さん・石原慎太郎さん・橋下徹さん・小沢一郎さん・細野豪志さん・石破茂さんの面々でした)

 金さんが言った「戦う勇気を持っている人」というのは、小川さんもまさにこの本の中で述べています。

 むしろもっと激しい表現で、血みどろの戦いにいささかもひるまず、信じがたい突破力で猪突猛進した「戦うリーダー」であると。

 あの小泉純一郎元首相や橋下徹大阪市長ですら、小川さんから見れば、「自己の限界を超える強烈な戦いを挑んだ政治家ではない。血みどろになってでも成果を勝ち取ろうとした政治家ではない。彼らは政治家としてあまりにスマートだ」という評価です。

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【2006年(平成18年)9月29日、国会で所信表明演説を行う安倍晋三首相】

 小川さんは、安倍首相の所信表明(第165回国会・平成18年9月29日)の「本当の歴史的意義」を解説しています。

 例えば、官邸機能の強化の表明については、「霞ヶ関全体との戦いが予想されるため、必要と知りながら、歴代首相中、挑戦した者は一人もいない」。

 また、教育再生については、「戦後教育の中で金科玉条とされてきた『個性』や『自由』ではなく、『志』を教育の目的として打ち出した。更に、教育基本法改正は、歴代首相が日教組やマスコミを恐れて半世紀以上も放置してきた大宿題である」。

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