「アンカー」報道されない拉致問題と尖閣国有化合意?の真相

2012.09.06 Thursday 03:12
くっくり



山本浩之
「ではまず、拉致被害者家族はいま何をどう考えているのか。青山さんの解説はコマーシャルのあとです」

(いったんCM)

山本浩之
「拉致被害者家族の有本さんから届いた手紙。そこには何が記されているのか。さっそくお願いします」

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青山繁晴
「はい。えー、皆さんもう一度、有本さんの一家ですけれども、この有本さんからいただいた手紙の中身は、少しあとに、詳しくお伝えしたいと思うんですが、この、有本さん一家、ま、ご兄弟もいらっしゃるんですけど、恵子ちゃんのね、も知りたいと、きっと思われてる、その日朝協議の中身からまずやりたいと思います。はい、出して下さい」

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村西利恵
「先週、4年ぶりとなる日朝政府間協議が行われました」

青山繁晴
「はい。えー、まさしく、その4年ぶりであるから、皆さんの、国民の期待も強いと思うんですけれども、一体これ何を話し合ってたかというと、実はこれです」

image[120905-05soren.jpg]

村西利恵
「協議で話し合われている中身は、戦後、旧ソ連軍が北朝鮮に送り込んだ、日本人の遺骨返還について」

青山繁晴
「はい。これつまり、恵子ちゃん、有本恵子さんを含めて、生きている拉致被害者の話は全く出てないんですよ」

一同
「えっ…、全く出てないんですか…?」

青山繁晴
「はい。全く出ていません。僕は何度も、色んなルートで確認しました。色んなルートっていうのは外務省も含めて、それから日本の情報当局、えー、そして、こういう情報を収集してる、アメリカと、今回はフランスの情報当局にも確認しましたけれども、日朝協議で拉致問題が話し合われた形跡はゼロです。で、何が話し合われたかというと、予定通りのこれ中身なんですよ。で、しかもこの中身っていうのは、これ、正式な政府間協議、日本と北朝鮮の政府間協議で話し合ったの初めてなんですが、これ『アンカー』で、前にお話ししましたね?というのは僕たちも全然知らされてない事実があって、まずあの、知ってる、普通知ってることから言うと、戦争が終わった、こないだの戦争、こないだって67年も前ですが、第二次世界大戦が終わってしまってるのに、終わったあとに、旧ソ連軍が、中国の東北部にいた日本の方々を、もう武装解除もしてる兵隊やあるいは、強姦されたあとの女性も含めて、すみません、あの、きつい表現してますけど、事実の通り申すと、そういう日本人をシベリアに無理矢理連れていって、無理矢理寒い中でシベリア鉄道を、飢えと病気の中でつくらせた、その時に、それ、その中で、さらに最も弱ってた人たち、大けがをしてたり、あるいは、心身に傷を負った女性、あるいは子供、のような年齢の方も含めて、そういう弱い人をわざわざ、旧ソ連軍が選んで、北朝鮮に送り込んで、そしてそこでも、北朝鮮によって強制労働を強いられたためにバタバタ亡くなった方が、えー、いま分かってるだけでも2万8000人以上、いらっしゃると。その遺骨を返還するって話を突然、北朝鮮側が、例えば日本の元拉致問題担当大臣などに、裏ルートから言ってきて、日本側がそれに乗ってきたので、それで日朝協議をやろうとしてる。この、ご遺骨が日本に帰ってくるってのもとっても大切なことです。遺族の方々はいままで物も言わず我慢されてきたわけですね。しかし、それだけで済ませて、生きている拉致被害者は帰さないまま、日本から、支援を引き出そうとしてるのが日朝交渉再開の実態です。そして、一方、日本政府はどのように説明してるかっていうと、こうです」

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