「アンカー」報道されない拉致問題と尖閣国有化合意?の真相

2012.09.06 Thursday 03:12
くっくり


青山繁晴
「はい。あの、このところですね、あの、報道を見てても、つまり一生懸命新聞を読んだり、テレビニュースをご覧になる方でも、見れば見るほどさっぱり分からないなって話、2つあると思うんですよ。1つはいまの尖閣の、3つの島の購入問題ですね。地権者はついこないだまで、石原都知事と、信頼関係持ってやってたはず、国には不信感を持ってたはず、それがなぜ突然国が買うことになるのか。それが、一生懸命報道見ても、おそらく国民はほとんど分からないと思います。それからもう1つ、つい先日開かれてた日朝協議ですね。中国と日本、いや、ごめんなさい、北朝鮮と日本の、4年ぶりの協議、これあの、拉致問題を議題にする云々の報道あるけども、じゃあ拉致問題はその中でどうなってるのか、日朝協議って一体何をやったのかっていうのが、これも報道見ても、見れば見るほど分かんなくなると思うんですね。だから今日のコーナーはその2つに、明確な答えを、この『アンカー』として出したいと思うんですけれども、まずは、実は今日は写真見ていただきたいんですね。はい、この写真です(フリップ出す)」

山本浩之
「ああ…、有本恵子さん…」

image[120905-01keiko.jpg]

青山繁晴
「はい、皆さんよくご存知の、この、神戸出身の拉致被害者である、有本恵子さんですが。これあの、恵子さん、まず、あの、こっち(左)の写真はですね、あの、ご自宅の、神戸市内のご自宅の居間に飾られている写真なんですけど、20歳の時の写真だそうです、お父様お母様のお話によればですね。で、この時はだから神戸市立外国語大学の学生なんですけれども、その、外大を卒業するにあたって、イギリスに語学留学しました。そして、語学留学から帰る途中の、23歳の時に北朝鮮に誘拐されて、そして実は、明日なんです、えー、9月の6日、24年前の9月の6日、1988年の9月の6日にですね、この、恵子さん、恵子ちゃん、実は僕と神戸で同じ幼稚園なんですけど、しかも、(青山の方が)7つ上ですから、世代もそうは変わらないんですよね。これたまたまです。それがあるから拉致問題、僕取り組んでんじゃなくて、拉致問題に取り組んだら、こういう意外なことだってたくさんあるんです。えー、拉致被害者多いですから皆さんも本当は身近にあると思います。話を戻しますとね、あの、20歳の時の恵子ちゃん見ていただいて、そして、23歳で誘拐されて、そして、誘拐されてから5年経ってですね、実は手紙が届いたんですね。これは全く唯一のケースなんですけれども。その手紙は、あー、この、誘拐された北朝鮮で結婚した、石岡さんっていう、やっぱり拉致被害者、札幌の方なんですが、それと、この、恵子ちゃんと、そして赤ちゃんが写ってたんですね。その写真があったんですが、これつまり、もうひとつの写真はですね、えー、もうひとつの写真(右)は、28歳の時の恵子ちゃんなんです、恵子さんなんですね。皆さんもう一回見て下さい。同じ20代ですよ?同じ20代ですが、ちょっともう一度、両方映していただけますか、同20代で、これほど、正直表情が変わってしまう。えー、頬がこけ、目が落ちくぼんだように見えますね。ま、どれぐらい5年間の誘拐された生活が、苦しかったかということですけど。もうこの、恵子さんも50を過ぎましたけれども、北朝鮮でちゃんと生きてらっしゃいます。で、この、いま写真見ていただいたのはですね、実はこの、恵子ちゃんのお父さんの有本明弘さんから、僕、手紙いただきました。で、これ、先週は僕はボストン出張中でしたから、この番組で紹介できなかったんですけども、このお手紙をもとに、この日朝協議で何が行われたかも、それから、えー、例えば拉致問題がいまどんな交渉してるかも、お話ししていきたいと思うんですね。従って、今日の最初のキーワードはこれです(フリップ出す)」

[7] beginning... [9] >>
-
trackbacks (4)


<< カンボジア軍が自衛隊に笑顔で握手を求めた理由
民主・自民の代表選や大阪維新国政進出など最近の政局について >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]