沖縄慰霊の日…戦没者と遺族にお心を寄せ続けられる陛下
2012.06.23 Saturday 03:08
くっくり
話を沖縄戦に戻します。
沖縄戦で私がよく思い起こすのは、海軍陸戦隊司令官・大田実少将が最後に大本営宛てに発信した電文です。
「沖縄県民かく戦えり、県民に対し後世格別のご高配を賜らんことを」
今、沖縄では、普天間基地へのオスプレイ配備に対する反対論が盛り上がっているようです。
本土の多くのマスコミもそれを後押しするような報道を繰り広げています。
私も最初は、事故が多いといわれるオスプレイを住宅密集地にある普天間に配備するのはやめた方がいいと思っていました。
事故が起こってからでは遅い、沖縄県民に「ご高配」どころか更なる苦難を与えてよいのか……と。
事故の心配はもちろん拭えないのですが、ただ、こういう見方をしている沖縄県民の方もいらっしゃいます(保守@沖縄さん6月16日付)。
沖縄県民の苦難と、沖縄も含めた日本全体の国防。
この2つのバランスを考えた時、私は言いようもない切なさを感じます。
きっと誰も簡単には答を出せない問題……。
多くの英霊、戦没者の方々の犠牲の上に生かされている者として、せめて今日6月23日という日を、沖縄戦で亡くなられた方々の御冥福を深くお祈りする日にしたいと思います。
※参考文献
・「日本の天皇 国難と天皇の歴史」(徳間書店・TOWN MOOK)より
【瓦礫に黙とうする姿と天皇の「四つの祈り」】竹田恒泰
【「民安かれ、国平らかに」そう心を寄せ続けること】八木秀次
・日本政策研究センター>2006年12月12日(火曜日)栗林忠道と硫黄島の戦い(下)硫黄島の玉砕と両陛下
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