『天皇』を『日王』と呼ぶ韓国メディア「諸君!」06年4月号&慰安婦問題でまた…

2012.05.14 Monday 20:01
くっくり



 余談ながら、韓国も自ら使っている「大統領」とは、もとは英語の「プレジデント」の翻訳語で日本製漢語である。

 「東亜日報」は(そしておそらく盧大統領も)「日本についてだけ区別する必要はない」というが、実際は中国や台湾、北朝鮮の独自の呼称は認めながら日本の独自の呼称は認めないというわけだから、日本だけを区別、差別しているのである。 

 韓国はなぜそんなに「天皇」という呼称を使いたくないのだろう。「東亜日報」もいうように、中国や台湾、シンガポールなど他の漢字圏はみんなそのまま「天皇」と表記し何もこだわっていないのに、韓国はなぜ使わないようにこだわるのだろう。

 理由は、下世話にいえば「しゃくにさわる」のである。彼らは「天皇」は「国王」や「王」より格上の最高の尊称と思っている。「天」や「皇」は漢字文化圏においては歴史的、伝統的には最高の価値を表現する文字だったからだ。したがって中国文明圏で歴史的には格下の日本が、「天皇」という呼称を使うのは“生意気”でしゃくにさわるのだ。

 しかも韓国は「王」で「皇帝」はいなかった。いや、中国文明圏で中国の支配・影響下にあった韓国としては、「皇」は畏れおおくて使えなかった。「皇」は中国だけに存在するものだったから、日本の「天皇」には余計に腹が立つのである。

 ただ近年、韓国の歴史テレビドラマなどでは、中国の影響が弱かった高麗時代(10-14世紀)の一時期、「皇帝」を呼称した支配者がいたとしてもてはやしている。さらに近代に下って、日清戦争(1894-95年)で日本が清(中国)に勝ち、朝鮮(韓国)が中国の支配から抜け出した後、国号を「大韓帝国」として国王・高宗は「高宗皇帝」と呼称されている。

 したがって韓国にも歴史的には「皇」は存在したのだが、日本がそれを使うと気に食わないのだ。

 「皇か王か」というのは中華文明圏の過去の歴史的な位階秩序である。そんな昔話だから本家の中国はもちろん、台湾やシンガポールのマスコミなどは、日本の「天皇」にはこだわりはない。日本が自由にそう呼称しているのだからそれでいいではないか、自分たちが今それを使ったからといって自分たちの格が下がるわけでもない、と思っている。これが国際常識だ。

 しかし韓国はそうは発想しない。「天皇」の呼称に従うことは自らが日本の風下に立つような意識がある。だから「天皇」とはとんでもない、「国王」でいいではないかという。何としても格下げしたいのだ。

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