野田佳彦さんの歴史認識はかなりまとも。但し総理大臣となると…

2011.06.11 Saturday 03:16
くっくり



 そして、この野田さん擁立の動きには仙谷さんだけでなく、岡田幹事長、枝野官房長官ら菅政権の幹部らも関わっているようです。

 現政権の中心となっている人たちが、現総理大臣である菅さんが具体的な辞意表明をしていない段階から次の総理擁立に向けて水面下で動いているという図式は、国民から見れば非常に分かりづらく見えるでしょう。

 ある意味、自民党時代よりもうさんくさい、見境がない、そんなふうにも見て取れるのではないでしょうか。

 現に西岡参院議長は6月9日の記者会見で、「政権の中枢に関わった皆さん方が、次をどうするんだということを言う資格はまったくない。あり得ないことだ」と、仙谷さん主導で進む後継選びを厳しく批判しています。

 若手議員からも、「首相を支えてきた政府や執行部から次の政権のあり方の話が出るのは異常」(梶原康弘衆院議員)という声が出ています。

 とは言え、もし「野田総理大臣」が実現すれば、それをバックアップした仙谷さんは新体制の一員として、当然、大きな権力を握ることになるでしょう。

 一方で野田さん自身の人柄についての評価はどうかというと、報道を見る限り、「慎重」「摩擦を起こさない」「党内を引っ張るリーダーシップはみられない」といった声が目立ちます。

 仙谷さんが暴走するようなことがあったとして、「野田総理」が性格的にそれを抑えられないということになれば、一部報道がすでに指摘しているように、「仙谷院政」になってしまう危険性が多々あるのではないでしょうか。

 となると、野田&仙谷による新体制は、日本の国益にとってまたぞろ危ういものとなってしまいます。
 もちろん、自民党はじめ野党がその時どういうアクションを起こすか、それによっても多少差は出てくるとは思いますが。

 あと、野田さんは確かもともと反小沢だったはずですが、現時点では「脱小沢」の道はとらないと考えているようです。
 6月10日の記者会見で、「誰かから脱するとか、誰かを除くとかいう話は不毛だ。一番超えなくてはならないのは怨念の政治だ」と述べていますから。

 反小沢の急先鋒である仙谷さんが、このあたりをどう見るのか?

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